『楽園のカンヴァス』 日付: 2月 22, 2020 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 初めて読んだ原田マハの作品、『楽園のカンヴァス』は「素朴派」を代表するフランスの画家、アンリ・ルソーを中心に展開される作品です。詳しくはありませんが、著者の美術史に対する深い愛情と探究心が随所に伝わってきます。 ノンフィクションとフィクションの間を浮遊し、七章の物語と見え隠れする関係者の思惑が怒涛のように読者を作品の世界観に誘います。早川織絵の心理描写や最後の講評の裏側にある思いをもっと知りたいと感じられれば、より緻密で奥行きのある作品に仕上がったのではと感じます。 コメント
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