『真実はいつもシンプル-すべての男は消耗品である

村上龍の『真実はいつもシンプル-すべての男は消耗品であるはシリーズの三作目、散文的ではありますが、思うがままに好きなことを言い、意志と我の強さを感じさせます。著者の意見の全てを鵜呑みにすることが正しいとは思いませんが、「異常な才能というのは、本当は異常な集中力のこと」、「イヤなことはやらない、自分が本当に好きなことを捜す」といった言葉は、個体として社会を生きる人間のあるべき姿が見える本質的な言葉であるように映りました。

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