『The Interpreter』

『The Interpreter』、主人公であるシルヴィア・ブルームの言動や行動が突飛であり、予想外な面をスリリングと見るか、流れが分かりづらいと見るかで作品の印象が大きく異なるでしょう。シルヴィアとマトボとの関係性が分かりづらく、結末を見た後も彼女が暗殺計画を「たまたま」聞いてしまった点やそこに太くつながる彼女の生い立ち等、出来過ぎてすっきりしない面もありますが、ストーリーとしては十分に楽しめました。政治家のあり方、国連の存在意義等、普遍的なテーマもしっかりと描かれています。

コメント