Football Match Reviews for February

February
Copa del Rey 2017/18
Valencia 0-2 Barcelona
見応えのある攻防戦、インテンシティも技術も高い。メスタージャの雰囲気が最高、熱気がそのまま選手たちに乗り移っているかのよう。バルセロナは長短のパスを織り交ぜて、ゴールに迫る。メッシが前線から中盤を自由に移動し、チャンスに絡む。ネイマールは抜けたが、中盤に人員を当て、守備の安定感は増した。バレンシアは後ろに体重を置きながらも、攻撃に転じた際は迫力のある攻撃を見せる。後半に入り、スアレスの突破からコウチーニョが先制点を奪取。鋭いドリブルから相手を抜き、精度の高いラストパスを送った。ラキティッチの追加点につながった前線からのハードワークも見事。チャンスを作っても、ピケやシレッセンが要所を締める。バレンシアも粘るが、バルセロナが一枚上手。高いレベルにあるが、技術や守備のハードワーク等、小さいようで、その違いはとても大きい。

2017/18 Bundesliga
Dortmund 2-0 Hamburg
ドルトムントは後方からのビルドアップがままならない。ディフェンスラインと前線が分断されたような形。ハンブルガーSVの守備は素早く、中盤のスペースも埋められ、サイドに追いやられても、打開策が見出せない。ドルトムントにとってはもどかしい流れ、後半に入ってプリシッチからバチュアイに美しいパスがつながり、先制に成功。中盤と前線の連携から生まれた得点。落ち着かない展開は最後まで続いたが、終わってみれば、2-0の結果。ハンブルガーSVはチャンスを作れていただけに、もったいない内容ではある。

2017/18 UEFA Champions League
Real Madrid 3-1 PSG
カバーニ、ネイマール、ムバッペが並ぶ、パリ・サンジェルマンの強力な攻撃陣。先制点の崩しは本当に見事。ほぼ互角の内容。後半に入ってからは主導権も握った。守勢に回ったレアル・マドリードだが、アセンシオの投入で流れが変わる。左サイドに切り込み、クロスから貴重な追加点を奪う。クリスティアーノ・ロナウドは泥臭くもきっちりと決め、マルセロは技術の高さを披露。スイッチが入った時は圧倒的だが、テンションが途切れがちなことも否めい、最近のレアル・マドリード。新陳代謝が必要だが、さすがの地力。

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