Football Match Reviews for August

August
2017/18 Premier League
Arsenal 4-3 Leicester
序盤から得点を奪い合う、激しい立ち上がり。華麗なパス回しで、アーセナルが徐々にゲームを支配。そんな中、レスター・シティの得意な形、ヴァーディを狙ったカウンターがハマって逆転。その後も似たような流れが続き、アーセナルにとってはもどかしい展開。しかし、イヘアナチョを投入してから怒涛の逆転劇。イヘアナチョが失点に絡んだということもないが、守備の強化が求められる中、意図の見えない采配でアーセナルに流れが傾いたと感じる。苦しみながらも勝利したアーセナルだが、3バックの中央をモンレアルが務めていることに象徴されるように、選手層の薄さを露呈。

2017/18 Premier League
Brighton 0-2 Man. City
マンチェスター・シティがボールを支配し、ブライトンがカウンターからの一発を狙う。そんな展開がずっと続く。タビド・シルバとデ・ブライネが攻撃のタクトを握ってチャンスメイク。ただ、後半に入ってカウンターから先制点を奪うまで、決定機を作れず。新加入のウォーカーやベルナルド・シウバ等も含めて、以前から選手層は厚いが、各選手の個性を生かし切れていない印象を相変わらず受ける。

2017/18 UEFA Champions League
Celtic 5-0 Astana
セルティック・パークの圧倒的な雰囲気に包まれ、終始試合をコントロールしたセルティック。力の差は歴然。シンプソンやロギッチ等、推進力を持った選手たちが攻撃にアクセントを加える。中盤では、ヌチャムの技術と安定したゲームメイクが印象に残った。前線のグリフィスもタメを作り、精度の高いキックでチャンスメイクまでする、幅の広さが光った。

2017/18 Premier League
Southampton 3-2 West Ham
見事なカウンターからサウサンプトンが先制。ガッビアディーニの冷静なフィニッシュ。アルナウトヴィッチの退場、フォンテのPK献上からの失点と、流れが悪いウェストハム。しかし、その後は一点してペースを握り、ロングボールを多用したシンプルな攻撃から同点に追い付く。最後はラッキーなPKで勝ち切ったが、攻撃が単調であることは否めず、課題も残った。

2017/18 Premier League
Man. United 2-0 Leicester
マンチェスター・ユナイテッドは安定した戦いぶり。ポグバやルカク等、フィジカルも技術も併せ持った選手たちを軸に、多様な選手たちがそれぞれの役割を全うし、試合をコントロール。レスター・シティの守備を崩すまでに時間を要したが、迫力のある攻撃を展開。実力通りの結果。レスター・シティはカウンターからも活路を見出せず、後半のビッグチャンスを生かせなかったのも痛い。

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