『ハーモニー』

伊藤計劃の『ハーモニー』『虐殺器官』に続く作品。着想が奇抜で深く考え込まれています。人間の「自由意志」とは何か、自然体を尊ぶのであれば、自分たちの生活をより便利に、より豊かにするために自然を破壊してきたことは許されるのか。「調和」と「混沌」、その狭間で揺れ動く人間の矛盾を描いた作品です。

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