『案外、買い物好き』

『案外、買い物好き』、全体的に力が抜けた、村上龍による買い物と旅行記。「欲しいものを選び購入するという行為は、資本主義的な自由の一つの象徴なのだと思う。」という言葉が表しているように、良い買い物との巡り合いの中で、筆者が求めている「合理的な欲」に好感を持ちます。品質、気分の高揚感、身の丈に合うか、長持ちするか等、買い物を楽しみながらも、無駄な買い物はしない姿勢に共感を覚えます。

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