November
2015/16 Bundesliga
Bremen 1-3 Dortmund
守備ブロックを作ってドルトムントの攻撃、特に中盤のスペースを消しに掛かるブレーメン。ただ、裏に抜ける動きやロングボール等、幅広いバリエーションが現在のドルトムントの強み。ブレーメンも人数を掛けた組織的な攻撃で対抗するが、地力の差は大きい。
2015/16 UEFA Champions League
Real Madrid 1-0 PSG
前線へのボールの供給がスムースなパリ・サンジェルマン。両サイドバックが高い位置を取り、精度の高いクロスが繰り出され、何度も決定機を作り出す。反対にレアル・マドリードは前線と中盤の距離が空き、前線までボールが届かない。カウンターも不発。ただ、偶発的なゴールで先制。意外な形でリードを奪うが、その後の戦い方は実に堅実。ソリッドな守備ブロックを作り、相手への寄せも速い。ベニテスが就任して最も変わった部分。パリ・サンジェルマンもディマリアが加わり、前線でのタメ、推進力が増したのは大きい。
2015/16 UEFA Europa League
Dortmund 4-0 Qäbälä
序盤は相手のバイタルエリアの崩しが思うように進まないドルトムント。ただ、各選手の個人技の高さ、フリーランニングも含めた運動量の豊富さ等、チームとして守備を崩そうとする意識の高さは刺激的。
2015/16 Bundesliga
Dortmund 3-2 Schalke
前半はドルトムントの中盤からバイタルエリアに入るボールを厳しい圧力で潰しに掛かるシャルケ。強く速い寄せに苦労はするが、先制後はよりオープンな展開に。サイドバックの上がったスペースをカウンターで突かれるのは現在のドルトムントの戦い方を考えると仕方ないか。縦への速さ、技術の高さ、攻守の切り替えの速さ、ボールと人が動いてスペースを作ってチャンスを作り出すこの攻撃はなかなか止められない。
International Friendly Match
Wales 2-3 Netherlands
オランダが試合を優勢に進める。スナイデルが中盤でタメを作り、パスを捌いてゲームを作る。前線にボールが入ると、ロッベンがドリブルでウェールズ守備陣を切り裂き、相手を引き寄せてスペースを作る。ウェールズも屈強なフィジカルで攻守に粘るが、前線のクオリティが勝敗を分ける形に。ベイルとラムジーの不在はさすがに痛い。
International Friendly Match
England 2-0 France
この試合を開催すること自体が勇気であり、前に進もうとする意志だと感じる。スポーツがもたらす力を改めて実感。イングランドのカウンターからの攻撃が目立つ。フランスはディフェンスラインの裏にスペースを空け、前線も攻め切れないような中途半端な戦い。丁寧にコントロールされたアライの先制点が素晴らしい。
2015/16 Barclays Premier League
Man. City 1-4 Liverpool
リヴァプールはプラン通りに試合を進めた印象。深追いはせず、中盤にボールが入った時のプレスは粘り強く、強烈。後ろ向きでボールを持った際やディフェンスラインが不安定な時は前線から一気に追い込む。カウンターもスペースを埋めるように、複数の選手が攻め込む。マンチェスター・シティはほぼロングボールからのこぼれ球に活路を見出そうとする、可能性の低い戦い。拙いミスも目立った。
2015/16 Barclays Premier League
Tottenham 4-1 West Ham
トッテナムは分厚い攻撃を展開。エリクセンが組み立てとアクセントに関与し、アライ、ケイン、孫興民がゴールに迫る。攻守の切り替えも速く、厳しいプレスを突破されても、中盤の底でデンベレが待ち構える。ウェストハムは印象に残らない戦い。ペイェの不在が残念。
2015/16 UEFA Champions League
Arsenal 3-0 Dinamo Zagreb
徹底的にペナルティエリアの際を突いて、そこから守備を崩そうとする攻撃はアーセナルらしい。手を加え過ぎてシュートまで持ち込めない傾向も変わらないが、エジルとアレクシス・サンチェスの影響力が大きい。ディナモ・ザグレブはバイタルエリアまでボールは運べるだけに、そこからのアイデアが足りず、数度あったCKのチャンスも生かせずでもったいない。
2018 FIFA World Cup Russia Qualifiers
Singapore 0-3 Japan
つなぎや縦に向かう速さにスピード感を感じさせる日本。中盤に柏木が入り、崩しがよりスムースに。ボールの中継地点でもあり、前線の選手たちは攻撃により専念できる。金崎は単独でボールを運べて、攻守に運動量も豊富。日本にとっては理想的なワントップかもしれない。テンポの速さを維持しつつ、守備の強度を高めることができるか、強豪国を相手にどういった戦いができるか見てみたい。
2015/16 UEFA Champions League
Juventus 1-0 Man. City
マンチェスター・シティは二列目が物足りない。アグエロにボールを運べず、タメや崩しもできず。ユベントスも昨季ほど盤石ではないが、守備の緻密さはまだまだ健在。サンドロの見事なクロスから生まれた一点を見事な守備で守り抜く。マンチェスター・シティの攻撃陣を無力化。スペースがあってこそ生きるスターリングを途中からワントップに入れた形は理解できない。マンチェスター・シティの脆さと勝負弱さは勝者としての歴史と伝統のなさからくるものか。
2015/16 UEFA Europa League
Krasnodar 1-0 Dortmund
開始早々にフメルスの拙いミスから先制を許すドルトムント。その後は攻め込みながらも、クラスノダールの粘り強い守備によってゴールを奪うことができない。バイタルエリアでの動きが重く、崩し切る場面は数えるほど。
2015/16 Bundesliga
Dortmund 4-1 Stuttgart
チームの完成度に差を感じる。ドルトムントは守備の脆さを補って余りある圧倒的な攻撃力。個人の力量はもちろんのこと、組織的で分厚い攻撃を展開し続ける。カストロがゴールに攻撃のアクセント付けと輝いた試合。継続して得点を重ねるオーバメヤンの動きも素晴らしい。
2015/16 Barclays Premier League
Leicester 1-1 Man. United
手数を掛けず、前線のスペースにボールを出してシュートに持ち込もうとするスタイルはレスター・シティの得意な形。スピードと運動量があってこそ生き、その中でも得点を重ね続けるヴァーディの活躍は驚異的。反対にマンチェスター・ユナイテッドは「負けないサッカー」を展開。バランスを意識すると言えば前向きだが、味方を変えれば守備重視のサッカー。攻撃は前線の選手たちの個人技に任せ、動きも少なく、そこに掛け算は存在しない。
2015/16 Bundesliga
Bremen 1-3 Dortmund
守備ブロックを作ってドルトムントの攻撃、特に中盤のスペースを消しに掛かるブレーメン。ただ、裏に抜ける動きやロングボール等、幅広いバリエーションが現在のドルトムントの強み。ブレーメンも人数を掛けた組織的な攻撃で対抗するが、地力の差は大きい。
2015/16 UEFA Champions League
Real Madrid 1-0 PSG
前線へのボールの供給がスムースなパリ・サンジェルマン。両サイドバックが高い位置を取り、精度の高いクロスが繰り出され、何度も決定機を作り出す。反対にレアル・マドリードは前線と中盤の距離が空き、前線までボールが届かない。カウンターも不発。ただ、偶発的なゴールで先制。意外な形でリードを奪うが、その後の戦い方は実に堅実。ソリッドな守備ブロックを作り、相手への寄せも速い。ベニテスが就任して最も変わった部分。パリ・サンジェルマンもディマリアが加わり、前線でのタメ、推進力が増したのは大きい。
2015/16 UEFA Europa League
Dortmund 4-0 Qäbälä
序盤は相手のバイタルエリアの崩しが思うように進まないドルトムント。ただ、各選手の個人技の高さ、フリーランニングも含めた運動量の豊富さ等、チームとして守備を崩そうとする意識の高さは刺激的。
2015/16 Bundesliga
Dortmund 3-2 Schalke
前半はドルトムントの中盤からバイタルエリアに入るボールを厳しい圧力で潰しに掛かるシャルケ。強く速い寄せに苦労はするが、先制後はよりオープンな展開に。サイドバックの上がったスペースをカウンターで突かれるのは現在のドルトムントの戦い方を考えると仕方ないか。縦への速さ、技術の高さ、攻守の切り替えの速さ、ボールと人が動いてスペースを作ってチャンスを作り出すこの攻撃はなかなか止められない。
International Friendly Match
Wales 2-3 Netherlands
オランダが試合を優勢に進める。スナイデルが中盤でタメを作り、パスを捌いてゲームを作る。前線にボールが入ると、ロッベンがドリブルでウェールズ守備陣を切り裂き、相手を引き寄せてスペースを作る。ウェールズも屈強なフィジカルで攻守に粘るが、前線のクオリティが勝敗を分ける形に。ベイルとラムジーの不在はさすがに痛い。
International Friendly Match
England 2-0 France
この試合を開催すること自体が勇気であり、前に進もうとする意志だと感じる。スポーツがもたらす力を改めて実感。イングランドのカウンターからの攻撃が目立つ。フランスはディフェンスラインの裏にスペースを空け、前線も攻め切れないような中途半端な戦い。丁寧にコントロールされたアライの先制点が素晴らしい。
2015/16 Barclays Premier League
Man. City 1-4 Liverpool
リヴァプールはプラン通りに試合を進めた印象。深追いはせず、中盤にボールが入った時のプレスは粘り強く、強烈。後ろ向きでボールを持った際やディフェンスラインが不安定な時は前線から一気に追い込む。カウンターもスペースを埋めるように、複数の選手が攻め込む。マンチェスター・シティはほぼロングボールからのこぼれ球に活路を見出そうとする、可能性の低い戦い。拙いミスも目立った。
2015/16 Barclays Premier League
Tottenham 4-1 West Ham
トッテナムは分厚い攻撃を展開。エリクセンが組み立てとアクセントに関与し、アライ、ケイン、孫興民がゴールに迫る。攻守の切り替えも速く、厳しいプレスを突破されても、中盤の底でデンベレが待ち構える。ウェストハムは印象に残らない戦い。ペイェの不在が残念。
2015/16 UEFA Champions League
Arsenal 3-0 Dinamo Zagreb
徹底的にペナルティエリアの際を突いて、そこから守備を崩そうとする攻撃はアーセナルらしい。手を加え過ぎてシュートまで持ち込めない傾向も変わらないが、エジルとアレクシス・サンチェスの影響力が大きい。ディナモ・ザグレブはバイタルエリアまでボールは運べるだけに、そこからのアイデアが足りず、数度あったCKのチャンスも生かせずでもったいない。
2018 FIFA World Cup Russia Qualifiers
Singapore 0-3 Japan
つなぎや縦に向かう速さにスピード感を感じさせる日本。中盤に柏木が入り、崩しがよりスムースに。ボールの中継地点でもあり、前線の選手たちは攻撃により専念できる。金崎は単独でボールを運べて、攻守に運動量も豊富。日本にとっては理想的なワントップかもしれない。テンポの速さを維持しつつ、守備の強度を高めることができるか、強豪国を相手にどういった戦いができるか見てみたい。
2015/16 UEFA Champions League
Juventus 1-0 Man. City
マンチェスター・シティは二列目が物足りない。アグエロにボールを運べず、タメや崩しもできず。ユベントスも昨季ほど盤石ではないが、守備の緻密さはまだまだ健在。サンドロの見事なクロスから生まれた一点を見事な守備で守り抜く。マンチェスター・シティの攻撃陣を無力化。スペースがあってこそ生きるスターリングを途中からワントップに入れた形は理解できない。マンチェスター・シティの脆さと勝負弱さは勝者としての歴史と伝統のなさからくるものか。
2015/16 UEFA Europa League
Krasnodar 1-0 Dortmund
開始早々にフメルスの拙いミスから先制を許すドルトムント。その後は攻め込みながらも、クラスノダールの粘り強い守備によってゴールを奪うことができない。バイタルエリアでの動きが重く、崩し切る場面は数えるほど。
2015/16 Bundesliga
Dortmund 4-1 Stuttgart
チームの完成度に差を感じる。ドルトムントは守備の脆さを補って余りある圧倒的な攻撃力。個人の力量はもちろんのこと、組織的で分厚い攻撃を展開し続ける。カストロがゴールに攻撃のアクセント付けと輝いた試合。継続して得点を重ねるオーバメヤンの動きも素晴らしい。
2015/16 Barclays Premier League
Leicester 1-1 Man. United
手数を掛けず、前線のスペースにボールを出してシュートに持ち込もうとするスタイルはレスター・シティの得意な形。スピードと運動量があってこそ生き、その中でも得点を重ね続けるヴァーディの活躍は驚異的。反対にマンチェスター・ユナイテッドは「負けないサッカー」を展開。バランスを意識すると言えば前向きだが、味方を変えれば守備重視のサッカー。攻撃は前線の選手たちの個人技に任せ、動きも少なく、そこに掛け算は存在しない。
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