November
2014/15 Bundesliga
Bayern 2-1 Dortmund
両チームともに攻守の切り替えが本当に速い。ボールを支配して攻めるバイエルン、カウンターから活路を見出すドルトムント、本当にレベルの高い攻防。バイエルンは再三の決定機を生かせず、リードを奪われるもどかしい展開。シャビ・アロンソが後方から鋭いロングボールを中心にゲームを組み立て、中盤には細かい組み立てと守備のスペースを生め続けるラームが控える。前線はロッベンを中心に、豊富な運動量をベースに多彩な攻撃を繰り出す。リベリーが入り、その勢いはさらに加速。逆転も必然、攻守に穴が見つからない。
2014/15 Liga BBVA
Real Madrid 3-1 Barcelona
一つ一つの局面の「テンション」の高さ、スピード、技術、強さ等、ハイレベルな攻防がとても印象的。バルセロナがあっさりとネイマールのゴールで先制するが、全体的にレアル・マドリードが優勢に試合を進める。守備ブロックを作り、バルセロナの攻撃を分断した後はクリスティアーノ・ロナウドとベンゼマがトップスピードに乗ったカウンターが冴え渡る。イスコも攻守に献身的な動きを見せ、ベイルの不在を感じさせない。バルセロナの攻撃に以前のキレが感じられない。
2014 J.LEAGUE Yamazaki Nabisco Cup
Sanfrecce Hiroshima 2-3 Gamba Osaka
前半はほとんどの時間帯で広島がペースを握る。右サイドの柏を中心に、ワイドに展開しながら、ボールを丁寧につなぐ。前線からのプレスにガンバも手を焼く。劣勢の中、パトリックの得点が流れを変える。後半は反対にガンバが優勢。宇佐美がボールを持つ機会も増え、大森も入って前への推進力が増した。2点差からの逆転は見事。高く、強く、速いパトリックの動きが印象的。
2014/15 Lega Serie A
Sampdoria 2-2 Milan
序盤はメネスの前線でのタメが効き、ミランがスムースな攻撃を展開。先制点はエル・シャーラウィの速さと決定力の高さが存分に発揮された。その後はサンプドリアが流れを引き寄せる。攻守に迫力のある、オカカの動きが印象的。ミランは逆転を許したが、メネスのPKで同点に追い付く。サンプドリアは勝てただけに、手痛い引き分け。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
England 3-1 Slovenia
ウェルベック、スターリング、ルーニーの前線任せな攻撃は相変わらず。ヘンダーソンのオウンゴールから先制を許すが、尻に火が付いたイングランド攻撃陣の勢いに圧倒され、スロベニアの守備陣は要所を締められず。地力で勝ったとも言えるが、連動性に欠けて限界が見える攻撃は今後の課題。
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 6-0 Honduras
遠藤と長谷部が復帰し、日本は格段にレベルアップ。攻守をスムースにつなげ、対人にも強く、縦横無尽に守備のスペースをつぶす長谷部の動きはさすが。圧倒的な存在感。遠藤が繰り出すパスにより生まれるテンポや間により、攻撃が活性化。全体的に縦パスもどんどんと入り、守備でもリスクをケアしながら、鋭いプレスによってホンジュラス攻撃陣の自由を奪い続けた。二選手の存在感が際立つ。
2014 J.LEAGUE Division 1
Urawa Red Diamonds 0-2 Gamba Osaka
両サイドがワイドに開き、後方からも選手がどんどんと上がり、分厚い攻撃を見せる浦和。守備に回る時間が長いが、ゴール前の要所を固めるガンバ。後半に入って中盤にスペースが生まれ、両チームともに攻め合うような形になるが、守備は堅い。得点の匂いが感じられない中、浦和はカウンターを許し、ガンバに先制点を奪われる。非常にもったいない敗戦。全体的にサイドからの攻撃が多く、クロスの精度や工夫が求められ、バイタルエリアを崩す技術も改善の余地がある。
2014/15 Barclays Premier League
Arsenal 1-2 Man. United
守備固めとカウンターに徹した、マンチェスター・ユナイテッドの作戦勝ち。反対に、アーセナルは相手を華麗なパス回しで圧倒し、多くの決定機を作ったが、得点に至らず。落ち着いた動きでデ・ヘアが貢献。
2014/15 Lega Serie A
Milan 1-1 Internazionale
出足の速い、積極的な守備が目立つインテル。ただ、守備を固めるミランを相手に、課題でもある、攻撃におけるアイデアの欠如が響き、シュートチャンスをほとんど作れない。後半に入っても展開は変わらず、守備ブロックを作ってインテルの攻撃を跳ね返し続けるミランと、バイタルエリアを攻略できないインテル。オビの「偶発的」なゴールで追い付けたのは幸運。両チームともに実力通りの結果。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Belgium 0-0 Wales
攻守にウェールズを圧倒するベルギー。攻撃では押し込み、守備では相手に前を向かせない。後半に入って中盤にスペースが生まれ、盛り返すウェールズ。よりオープンな展開に。終盤は地力に勝るベルギーが攻め立てるが、ウェールズも決定機を与えず。拮抗した面白い試合。
2014/15 UEFA Champions League
Arsenal 2-0 Dortmund
アーセナルはアレクシス・サンチェスが絶好調。追加点も含めて、ドルトムントの守備を切り崩し続ける。反対にドルトムントは全体的に動きが鈍い。アーセナルの守備ブロックの外でパスを回し続けるだけで、ゴールに迫る機会がほとんど見られない。前線からのプレスも、縦に速く、複数の選手が絡んだ有機的な攻撃も、鳴りを潜めた。
2014/15 Bundesliga
Bayern 2-1 Dortmund
両チームともに攻守の切り替えが本当に速い。ボールを支配して攻めるバイエルン、カウンターから活路を見出すドルトムント、本当にレベルの高い攻防。バイエルンは再三の決定機を生かせず、リードを奪われるもどかしい展開。シャビ・アロンソが後方から鋭いロングボールを中心にゲームを組み立て、中盤には細かい組み立てと守備のスペースを生め続けるラームが控える。前線はロッベンを中心に、豊富な運動量をベースに多彩な攻撃を繰り出す。リベリーが入り、その勢いはさらに加速。逆転も必然、攻守に穴が見つからない。
2014/15 Liga BBVA
Real Madrid 3-1 Barcelona
一つ一つの局面の「テンション」の高さ、スピード、技術、強さ等、ハイレベルな攻防がとても印象的。バルセロナがあっさりとネイマールのゴールで先制するが、全体的にレアル・マドリードが優勢に試合を進める。守備ブロックを作り、バルセロナの攻撃を分断した後はクリスティアーノ・ロナウドとベンゼマがトップスピードに乗ったカウンターが冴え渡る。イスコも攻守に献身的な動きを見せ、ベイルの不在を感じさせない。バルセロナの攻撃に以前のキレが感じられない。
2014 J.LEAGUE Yamazaki Nabisco Cup
Sanfrecce Hiroshima 2-3 Gamba Osaka
前半はほとんどの時間帯で広島がペースを握る。右サイドの柏を中心に、ワイドに展開しながら、ボールを丁寧につなぐ。前線からのプレスにガンバも手を焼く。劣勢の中、パトリックの得点が流れを変える。後半は反対にガンバが優勢。宇佐美がボールを持つ機会も増え、大森も入って前への推進力が増した。2点差からの逆転は見事。高く、強く、速いパトリックの動きが印象的。
2014/15 Lega Serie A
Sampdoria 2-2 Milan
序盤はメネスの前線でのタメが効き、ミランがスムースな攻撃を展開。先制点はエル・シャーラウィの速さと決定力の高さが存分に発揮された。その後はサンプドリアが流れを引き寄せる。攻守に迫力のある、オカカの動きが印象的。ミランは逆転を許したが、メネスのPKで同点に追い付く。サンプドリアは勝てただけに、手痛い引き分け。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
England 3-1 Slovenia
ウェルベック、スターリング、ルーニーの前線任せな攻撃は相変わらず。ヘンダーソンのオウンゴールから先制を許すが、尻に火が付いたイングランド攻撃陣の勢いに圧倒され、スロベニアの守備陣は要所を締められず。地力で勝ったとも言えるが、連動性に欠けて限界が見える攻撃は今後の課題。
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 6-0 Honduras
遠藤と長谷部が復帰し、日本は格段にレベルアップ。攻守をスムースにつなげ、対人にも強く、縦横無尽に守備のスペースをつぶす長谷部の動きはさすが。圧倒的な存在感。遠藤が繰り出すパスにより生まれるテンポや間により、攻撃が活性化。全体的に縦パスもどんどんと入り、守備でもリスクをケアしながら、鋭いプレスによってホンジュラス攻撃陣の自由を奪い続けた。二選手の存在感が際立つ。
2014 J.LEAGUE Division 1
Urawa Red Diamonds 0-2 Gamba Osaka
両サイドがワイドに開き、後方からも選手がどんどんと上がり、分厚い攻撃を見せる浦和。守備に回る時間が長いが、ゴール前の要所を固めるガンバ。後半に入って中盤にスペースが生まれ、両チームともに攻め合うような形になるが、守備は堅い。得点の匂いが感じられない中、浦和はカウンターを許し、ガンバに先制点を奪われる。非常にもったいない敗戦。全体的にサイドからの攻撃が多く、クロスの精度や工夫が求められ、バイタルエリアを崩す技術も改善の余地がある。
2014/15 Barclays Premier League
Arsenal 1-2 Man. United
守備固めとカウンターに徹した、マンチェスター・ユナイテッドの作戦勝ち。反対に、アーセナルは相手を華麗なパス回しで圧倒し、多くの決定機を作ったが、得点に至らず。落ち着いた動きでデ・ヘアが貢献。
2014/15 Lega Serie A
Milan 1-1 Internazionale
出足の速い、積極的な守備が目立つインテル。ただ、守備を固めるミランを相手に、課題でもある、攻撃におけるアイデアの欠如が響き、シュートチャンスをほとんど作れない。後半に入っても展開は変わらず、守備ブロックを作ってインテルの攻撃を跳ね返し続けるミランと、バイタルエリアを攻略できないインテル。オビの「偶発的」なゴールで追い付けたのは幸運。両チームともに実力通りの結果。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Belgium 0-0 Wales
攻守にウェールズを圧倒するベルギー。攻撃では押し込み、守備では相手に前を向かせない。後半に入って中盤にスペースが生まれ、盛り返すウェールズ。よりオープンな展開に。終盤は地力に勝るベルギーが攻め立てるが、ウェールズも決定機を与えず。拮抗した面白い試合。
2014/15 UEFA Champions League
Arsenal 2-0 Dortmund
アーセナルはアレクシス・サンチェスが絶好調。追加点も含めて、ドルトムントの守備を切り崩し続ける。反対にドルトムントは全体的に動きが鈍い。アーセナルの守備ブロックの外でパスを回し続けるだけで、ゴールに迫る機会がほとんど見られない。前線からのプレスも、縦に速く、複数の選手が絡んだ有機的な攻撃も、鳴りを潜めた。
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