Arcade Fireの『Funeral』は非常に表情の豊かな作品です。始まりから終わり、ロックからバラードまで、様々な楽器が絶妙に重なり合い、奥行きのある曲が次々と奏でられます。どの曲も本当に完成度が高く、集合体としてのアルバムは正に壮大な「物語」のようです。陰鬱さや暗さの中にも明るさや希望が感じられる、感情を揺さぶるサウンドです。始まりの「Neighborhood #1 (Tunnels)」から「Neighborhood #3 (Power Out)」までのインパクトのある流れ、「Wake Up」から「Rebellion (Lies)」も本当に劇的で、ここまで印象深い作品はなかなか出会えないと思います。
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