September
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 0-2 Uruguay
日本はアギーレが就任してからの初戦ということもあり、予想通りだが、チームとしての完成度はウルグアイと歴然の差。攻撃のビルドアップに関してはまだまだ。中盤にタメを作れる選手、パスを出せる選手が皆無。前線からの守備は可能性を感じるが、後半は体力も消耗して出足も鈍い。今後の変化を見守りたい。坂井のミスはいただけない。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Germany 2-1 Scotland
クローゼ、ラームらは代表を引退し、エジル、シュヴァインシュタイガー、ケディラらを欠く陣容だが、不在を感じさせない、ドイツの層の厚さ。カウンターからポゼッションまで、その幅の広い攻撃は相変わらず。攻守に運動量が豊富で、そこに技術が上乗せされ、弱点らしい弱点が見当たらない。スコットランドも一時は見事なカウンターから同点に追い付き、十分に健闘。守備に重きを置きながらも、締まった試合を作り上げた。
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 2-2 Venezuela
ウルグアイ戦に比べて、柴崎が入って攻撃は前への推進力が増した。守備はミスからピンチを何度も招く。選手間の距離感がまだ掴めていないように見受けられる。武藤と柴崎のゴールはどちらも素晴らしい崩しから決まったが、失点はどちらもお粗末。最近はミスがあまりにも多いが、ミスが起きる前提で対策を考える必要もある。
2014/15 Bundesliga
Dortmund 3-1 Freiburg
ドルトムントが序盤から攻め込むが、フライブルクの守備陣をなかなか崩せない。中盤、特にヨイッチのミスが多く、逆にカウンターから決定機を許してしまう。状況が安定しない中、香川の素晴らしいパスとグロスクロイツのフリーランニングから、ラモスが素晴らしい先制点。その後に決まった香川のゴールも素晴らしい。ギュンドアン、フメルス、ロイスらを欠く中、香川が入ってムヒタリアンらと見せた有機的な攻撃は絶品。ドルトムントのポテンシャルの高さを改めて感じ、今後の成長が楽しみ。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Switzerland 0-2 England
イングランドが終始優勢。ウェルベック、スターリング、ルーニーの前線に攻撃は任せ、それ以外の選手は守備を固め、失点のリスクを最小限に抑えるような戦い。どちらの得点も見事なカウンターから決まり、イングランドはゲームプラン通り。反対にスイスは印象的な場面がほとんど見受けられず、ワールドカップ後は苦しい船出。
2014/15 Lega Serie A
Parma 4-5 Milan
息をつく暇もない、激しい乱戦。ミランが終始押し気味に試合を進め、4失点を喫した守備は課題として残るが、以前のミランに見られたサッカーを知り尽くした「狡猾さ」や「風格」が戻ってきたように感じられる。チームとしてのまとまりや攻守における運動量も素晴らしく、選手構成のバランスも絶妙。
2014/15 UEFA Champions League
Dortmund 2-0 Arsenal
ドルトムントが展開するサッカーの素晴らしさが凝縮されたような試合。終始繰り出した前線からのプレスにアーセナルはほとんど対応できず、自由を奪われていた。正に「攻撃こそ最大の防御」。レヴァンドフスキが抜け、ピシュチェク、フメルス、ギュンドアン、ロイス、香川らを欠きながらも、これだけ質の高いサッカーを見せられるチームワークと層の厚さが凄い。弾丸のようなオーバメヤンとムヒタリアンの攻撃は迫力十分で、インモービレも徐々にフィットしてきた。チームとしてまだまだ伸びそう。反対にアーセナルは歯が立たず、完敗。ウェルベックは数少ない決定機を外し続け、以前からの課題が改めて露見された。
2014/15 Lega Serie A
Milan 0-1 Juventus
ユベントスが押し気味に試合を進めるが、ミランも奮闘。全体的にハードワークが目立ち、ユベントスの攻撃陣に食らい付く。善戦はしたが、力の差があることも事実。ミランにとっては前向きな敗戦。特に中盤から前方への推進力に差が感じられる。
2014/15 Bundesliga
Mainz 2-0 Dortmund
マインツはドルトムントを相手に理想的な試合運び。守備では粘り、縦に速い、直線的な攻撃を展開。岡崎は攻守に利いていて、チームにとって不可欠なことが伝わる内容。ドルトムントは勢いを削がれたような印象。決定機を生かせなかったことも痛い。
2014/15 UEFA Champions League
Chelsea 1-1 Schalke
チェルシーが序盤からボールを支配し、シャルケを圧倒。大きな力量差を感じさせるが、シャルケも要所を締めて、粘り強く戦い続ける。ゴールを決め切れなかったチェルシーの攻撃陣にも課題は残るが、追加点を許さなかったシャルケの守備陣は賞賛に値する。レベルの高い攻防。
2014/15 Lega Serie A
Empoli 2-2 Milan
巧みなセットプレーから一気に2点を奪ったエンポリ。攻守に組織がしっかりと整備されている印象、運動量も豊富。前線にボールが収まり、多彩な攻撃を披露。反対にミランは前線にボールが収まらず、前半の終盤から本田が下がってボールを受けるようになって改善されたが、課題も見える。守備も穴が多い。後半はエンポリの運動量が低下し、ポーリも入って前線の人数が増えたことによって、ミランが前掛かりに攻め続ける。本田のゴールで追い付くが、突き放せず、手痛い引き分け。
2014/15 UEFA Champions League
Bayern 1-0 Man. City
ハイレベルな攻防、バイエルンが徐々にゲームをコントロールし始める。シャビ・アロンソは早々にフィットしていて、クロースの穴を十分に埋めている。プレミアリーグでは強いマンチェスター・シティだが、どうもチャンピオンズリーグでは力を出し切れない。決め手がなく、とても淡白な印象。ロッベンが終盤に入り、存在感を発揮。ドリブルで相手のディフェンスラインを下げ、目線を自分に向けさせ、バイエルンの攻撃に想像以上の「深み」を与えていることを理解できる。
2014/15 Bundesliga
Schalke 2-1 Dortmund
守備のミスを突いて、マティプが完璧なヘディングから先制。追加点も同様にミスを見逃さず、シャルケが優勢に試合を進める。ドルトムントが終始浮き足立っていたような印象。選手間の距離も遠く、有機的な連動が見れず、前線は「詰まった」ような感じ。シャルケの基本に忠実で、「質実剛健」のサッカーが勝った。
2014/15 Bundesliga
Frankfurt 2-2 Mainz
両チームともに運動量が豊富。マインツは前線の岡崎にボールを当てる、シンプルで直線的な攻撃が特徴。岡崎のしつこく、献身的な守備も効果的。フランクフルトも後半途中からアイグナーが入って推進力が増し、セフェロビッチの同点ゴールにつながる。白熱した戦い。
Incheon 2014 Asian Games
Korea Republic 1-0 Japan
日本の守備陣は粘り強く戦ったが、前線は得点の可能性をほとんど感じさせず。得点につながらない、小手先のテクニックは現状の日本サッカーの「悪い癖」と言ってもいい。年代が違ったとしても、攻守の切り替え、高さ、球際の競り合い等、局所で優位に立てないと、負のスパイラルは続く。
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 0-2 Uruguay
日本はアギーレが就任してからの初戦ということもあり、予想通りだが、チームとしての完成度はウルグアイと歴然の差。攻撃のビルドアップに関してはまだまだ。中盤にタメを作れる選手、パスを出せる選手が皆無。前線からの守備は可能性を感じるが、後半は体力も消耗して出足も鈍い。今後の変化を見守りたい。坂井のミスはいただけない。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Germany 2-1 Scotland
クローゼ、ラームらは代表を引退し、エジル、シュヴァインシュタイガー、ケディラらを欠く陣容だが、不在を感じさせない、ドイツの層の厚さ。カウンターからポゼッションまで、その幅の広い攻撃は相変わらず。攻守に運動量が豊富で、そこに技術が上乗せされ、弱点らしい弱点が見当たらない。スコットランドも一時は見事なカウンターから同点に追い付き、十分に健闘。守備に重きを置きながらも、締まった試合を作り上げた。
KIRIN CHALLENGE CUP 2014
Japan 2-2 Venezuela
ウルグアイ戦に比べて、柴崎が入って攻撃は前への推進力が増した。守備はミスからピンチを何度も招く。選手間の距離感がまだ掴めていないように見受けられる。武藤と柴崎のゴールはどちらも素晴らしい崩しから決まったが、失点はどちらもお粗末。最近はミスがあまりにも多いが、ミスが起きる前提で対策を考える必要もある。
2014/15 Bundesliga
Dortmund 3-1 Freiburg
ドルトムントが序盤から攻め込むが、フライブルクの守備陣をなかなか崩せない。中盤、特にヨイッチのミスが多く、逆にカウンターから決定機を許してしまう。状況が安定しない中、香川の素晴らしいパスとグロスクロイツのフリーランニングから、ラモスが素晴らしい先制点。その後に決まった香川のゴールも素晴らしい。ギュンドアン、フメルス、ロイスらを欠く中、香川が入ってムヒタリアンらと見せた有機的な攻撃は絶品。ドルトムントのポテンシャルの高さを改めて感じ、今後の成長が楽しみ。
UEFA EURO 2016 European Qualifiers
Switzerland 0-2 England
イングランドが終始優勢。ウェルベック、スターリング、ルーニーの前線に攻撃は任せ、それ以外の選手は守備を固め、失点のリスクを最小限に抑えるような戦い。どちらの得点も見事なカウンターから決まり、イングランドはゲームプラン通り。反対にスイスは印象的な場面がほとんど見受けられず、ワールドカップ後は苦しい船出。
2014/15 Lega Serie A
Parma 4-5 Milan
息をつく暇もない、激しい乱戦。ミランが終始押し気味に試合を進め、4失点を喫した守備は課題として残るが、以前のミランに見られたサッカーを知り尽くした「狡猾さ」や「風格」が戻ってきたように感じられる。チームとしてのまとまりや攻守における運動量も素晴らしく、選手構成のバランスも絶妙。
2014/15 UEFA Champions League
Dortmund 2-0 Arsenal
ドルトムントが展開するサッカーの素晴らしさが凝縮されたような試合。終始繰り出した前線からのプレスにアーセナルはほとんど対応できず、自由を奪われていた。正に「攻撃こそ最大の防御」。レヴァンドフスキが抜け、ピシュチェク、フメルス、ギュンドアン、ロイス、香川らを欠きながらも、これだけ質の高いサッカーを見せられるチームワークと層の厚さが凄い。弾丸のようなオーバメヤンとムヒタリアンの攻撃は迫力十分で、インモービレも徐々にフィットしてきた。チームとしてまだまだ伸びそう。反対にアーセナルは歯が立たず、完敗。ウェルベックは数少ない決定機を外し続け、以前からの課題が改めて露見された。
2014/15 Lega Serie A
Milan 0-1 Juventus
ユベントスが押し気味に試合を進めるが、ミランも奮闘。全体的にハードワークが目立ち、ユベントスの攻撃陣に食らい付く。善戦はしたが、力の差があることも事実。ミランにとっては前向きな敗戦。特に中盤から前方への推進力に差が感じられる。
2014/15 Bundesliga
Mainz 2-0 Dortmund
マインツはドルトムントを相手に理想的な試合運び。守備では粘り、縦に速い、直線的な攻撃を展開。岡崎は攻守に利いていて、チームにとって不可欠なことが伝わる内容。ドルトムントは勢いを削がれたような印象。決定機を生かせなかったことも痛い。
2014/15 UEFA Champions League
Chelsea 1-1 Schalke
チェルシーが序盤からボールを支配し、シャルケを圧倒。大きな力量差を感じさせるが、シャルケも要所を締めて、粘り強く戦い続ける。ゴールを決め切れなかったチェルシーの攻撃陣にも課題は残るが、追加点を許さなかったシャルケの守備陣は賞賛に値する。レベルの高い攻防。
2014/15 Lega Serie A
Empoli 2-2 Milan
巧みなセットプレーから一気に2点を奪ったエンポリ。攻守に組織がしっかりと整備されている印象、運動量も豊富。前線にボールが収まり、多彩な攻撃を披露。反対にミランは前線にボールが収まらず、前半の終盤から本田が下がってボールを受けるようになって改善されたが、課題も見える。守備も穴が多い。後半はエンポリの運動量が低下し、ポーリも入って前線の人数が増えたことによって、ミランが前掛かりに攻め続ける。本田のゴールで追い付くが、突き放せず、手痛い引き分け。
2014/15 UEFA Champions League
Bayern 1-0 Man. City
ハイレベルな攻防、バイエルンが徐々にゲームをコントロールし始める。シャビ・アロンソは早々にフィットしていて、クロースの穴を十分に埋めている。プレミアリーグでは強いマンチェスター・シティだが、どうもチャンピオンズリーグでは力を出し切れない。決め手がなく、とても淡白な印象。ロッベンが終盤に入り、存在感を発揮。ドリブルで相手のディフェンスラインを下げ、目線を自分に向けさせ、バイエルンの攻撃に想像以上の「深み」を与えていることを理解できる。
2014/15 Bundesliga
Schalke 2-1 Dortmund
守備のミスを突いて、マティプが完璧なヘディングから先制。追加点も同様にミスを見逃さず、シャルケが優勢に試合を進める。ドルトムントが終始浮き足立っていたような印象。選手間の距離も遠く、有機的な連動が見れず、前線は「詰まった」ような感じ。シャルケの基本に忠実で、「質実剛健」のサッカーが勝った。
2014/15 Bundesliga
Frankfurt 2-2 Mainz
両チームともに運動量が豊富。マインツは前線の岡崎にボールを当てる、シンプルで直線的な攻撃が特徴。岡崎のしつこく、献身的な守備も効果的。フランクフルトも後半途中からアイグナーが入って推進力が増し、セフェロビッチの同点ゴールにつながる。白熱した戦い。
Incheon 2014 Asian Games
Korea Republic 1-0 Japan
日本の守備陣は粘り強く戦ったが、前線は得点の可能性をほとんど感じさせず。得点につながらない、小手先のテクニックは現状の日本サッカーの「悪い癖」と言ってもいい。年代が違ったとしても、攻守の切り替え、高さ、球際の競り合い等、局所で優位に立てないと、負のスパイラルは続く。
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