August
2014 FIFA World Cup Brazil
Belgium 2-1 USA
お互いのサイドを徹底的に突き続ける両チーム。膠着した展開の中、ベルギーが優勢に試合を進める。ミララスが入って流れをさらに引き寄せるが、ゴールが遠い。ハワードの数々のセーブも素晴らしいが、ベルギーの決定力にも課題。延長戦に入り、アメリカのディフェンスラインの裏にできたスペースを突くベルギー。一気に2点を奪い、アメリカを突き放すが、アメリがが最後に見せた猛攻も凄まじい。消耗している中で見せた戦う意志と勝利への熱は素晴らしい。
2014 DFL Supercup
Dortmund 2-0 Bayern
終始ドルトムントのペース。ドルトムントの特徴でもある前線からの連続的なプレスが面白いように決まり、ノイアーにシュートを浴びせ続ける。反対にバイエルンは攻守に全く機能せず、メンバーを落としたことも影響しているだろうが、ここまでちぐはぐなグアルディオラのバイエルンを見るのは初めて。攻撃の形はないに等しく、守備ではバイタルエリアを何回も空けた。ドイツがワールドカップを優勝し、モチベーションの低下も影響したか。
2014 UEFA Super Cup
Real Madrid 2-0 Sevilla
レアル・マドリードは完璧に近い試合運び。クロースとロドリゲスが入り、中盤のボールキープ力は格段に向上。カウンターも相変わらず鋭く、攻守に穴がない。セビージャは見せ場を作れず。
2014 FIFA World Cup Brazil
Netherlands 2-0 Chile
攻守に豊富な運動量と確かな技術、さらにサッカーへの理解の深さが伝わる賢さと奇抜さを併せ持ったアイデアの数々、チリのサッカーは見ていて非常に興味深い。オランダのまとまった重厚な守備、攻撃に転じた時のロッベンを中心とした鋭いカウンターは破壊力抜群。両チームともにスタイルの異なる、魅力的なサッカーを展開したが、リスクに対する備えが勝敗を分けたか。
2014/15 Barclays Premier League
Man. United 1-2 Swansea
ロングボールで裏を突くマンチェスター・ユナイテッド、カウンターの機会を窺うスウォンジ・シティ。奇誠庸の素晴らしいミドルシュートで先制後、守備を固めるスウォンジ・シティだが、マンチェスター・ユナイテッドの粗さが目立つ展開に。出足の鋭い守備に手を焼き、中盤から前線にボールをつなげない。3バックも攻撃を組み立てられない。後半から4バックにして、ボールの流れがスムースになったが、以前のような試合巧者ぶりは感じられず、昨年の試合を改めて見ているような印象。
2014/15 Barclays Premier League
Arsenal 2-1 Crystal Palace
アーセナルが終始ボールを支配するが、「持たされている」ような展開。前線の動きも少なく、足元への各駅停車のパスばかり。CKからハンゲランが先制点を決めて、クリスタル・パレスは理想的な試合運び。最終的にアーセナルの勝利で終わるが、圧力と地力で勝ったような印象。
2014/15 UEFA Champions League
Standard Liège 0-1 Zenit
寄せが甘い守備の間隙を縫い、序盤から面白いように高速のパスを回し続けるゼニト、スタンダール・リエージュを翻弄し続ける。守備を崩している割には、シュート数が非常に少ない。ゼニトは攻めあぐね、スタンダール・リエージュは戦力差を考えると、健闘した試合。負けたが、守備の「粘り勝ち」。次に望みがつながる戦い。
2014/15 Barclays Premier League
West Ham 0-1 Tottenham
ロングボールをエリア内に放り込む、ウェストハムのシンプルな攻撃に手を焼くトッテナム。チャンスらしいチャンスも作れず、耐え凌いで後半に入るとトッテナムも徐々にボールが回り出してゴールに迫り始める。引き分けで終わると思われた終盤、見事な飛び出しからディエルが値千金の決勝ゴール。貴重な勝利だが、トッテナムは戦力の割に特徴が見えず、特に攻撃では決定打に掛ける。ウェストハムは相手の退場者とPKの失敗も含めて、勝てた試合だけに、ホームで悔やまれる敗戦。
2014/15 Barclays Premier League
Southampton 0-0 West Brom
終始拮抗した試合、両チームともに決定機は数えるほど。サウサンプトンがシュネデルランの展開力とタディッチの攻撃センスに引っ張られ、優勢に試合を進めるが、反対に言えば、それだけ。ウェスト・ブロムウィッチも同様だが、攻撃陣が非常に物足りない。
2014/15 Barclays Premier League
Everton 2-2 Arsenal
エヴァートンはアーセナルを相手に素晴らしい戦いを披露。守備は前線、中盤、最終ラインと、相手の攻撃と自分たちの陣形を見てアプローチを使い分ける。その使い分け方が絶妙で、質も素晴らしい。ドルトムントのサッカーを見ているように、一気に複数の選手が飛び込むショートカウンターを中心とした攻撃は迫力十分。チームとして目指すスタイルが明確。反対にアーセナルはチームとして成熟しておらず、個人任せのような印象。終盤で帳尻を合わせるところはさすがだが、まだ本調子ではない。
2014/15 Barclays Premier League
Sunderland 1-1 Man. United
サンダーランドは攻守に運動量が豊富、積極的な姿勢は目を引いた。しかし、それ以上にマンチェスター・ユナイテッドからは過去に感じられた「勝者の威厳」のようなものが微塵も感じられない。明らかに選手たちがシステムに慣れておらず、距離感を掴めていない。運動量も少なく、型にはまった動きしか見られない。以前の試合巧者ぶりはどこに消えたか。モイーズがもたらした損失も大きく影響しているが、それ以上にこのチームがあまりにもファーガソンのサッカーにしか対応できず、他の価値観を受け入れることに苦しんでいるような印象。マンチェスター・ユナイテッドの再建は予想以上に困難な道かもしれない。
2014/15 Barclays Premier League
Man. City 3-1 Liverpool
拮抗した戦い、両チームの攻守における集中力の高さが伝わる。ほとんど隙を与えない中、リヴァプールの守備を崩せる、マンチェスター・シティ攻撃陣の厚みが凄まじい。ヨヴェティッチは崩しからフィニッシュまで、獅子奮迅の活躍。派手さはないが、マンチェスター・シティは安定感と巧さが際立つ。
2014/15 Bundesliga
Wolfsburg 2-2 Frankfurt
前半は両チームともにFKから得点を挙げたように、守備の堅さもさることながら、攻撃における崩しのアイデアがなかなか見られない。後半も同じように、選手交代から活路を開いてゴールが決まる。フランクフルトはアウェーで貴重な勝ち点。
2014 FIFA World Cup Brazil
Belgium 2-1 USA
お互いのサイドを徹底的に突き続ける両チーム。膠着した展開の中、ベルギーが優勢に試合を進める。ミララスが入って流れをさらに引き寄せるが、ゴールが遠い。ハワードの数々のセーブも素晴らしいが、ベルギーの決定力にも課題。延長戦に入り、アメリカのディフェンスラインの裏にできたスペースを突くベルギー。一気に2点を奪い、アメリカを突き放すが、アメリがが最後に見せた猛攻も凄まじい。消耗している中で見せた戦う意志と勝利への熱は素晴らしい。
2014 DFL Supercup
Dortmund 2-0 Bayern
終始ドルトムントのペース。ドルトムントの特徴でもある前線からの連続的なプレスが面白いように決まり、ノイアーにシュートを浴びせ続ける。反対にバイエルンは攻守に全く機能せず、メンバーを落としたことも影響しているだろうが、ここまでちぐはぐなグアルディオラのバイエルンを見るのは初めて。攻撃の形はないに等しく、守備ではバイタルエリアを何回も空けた。ドイツがワールドカップを優勝し、モチベーションの低下も影響したか。
2014 UEFA Super Cup
Real Madrid 2-0 Sevilla
レアル・マドリードは完璧に近い試合運び。クロースとロドリゲスが入り、中盤のボールキープ力は格段に向上。カウンターも相変わらず鋭く、攻守に穴がない。セビージャは見せ場を作れず。
2014 FIFA World Cup Brazil
Netherlands 2-0 Chile
攻守に豊富な運動量と確かな技術、さらにサッカーへの理解の深さが伝わる賢さと奇抜さを併せ持ったアイデアの数々、チリのサッカーは見ていて非常に興味深い。オランダのまとまった重厚な守備、攻撃に転じた時のロッベンを中心とした鋭いカウンターは破壊力抜群。両チームともにスタイルの異なる、魅力的なサッカーを展開したが、リスクに対する備えが勝敗を分けたか。
2014/15 Barclays Premier League
Man. United 1-2 Swansea
ロングボールで裏を突くマンチェスター・ユナイテッド、カウンターの機会を窺うスウォンジ・シティ。奇誠庸の素晴らしいミドルシュートで先制後、守備を固めるスウォンジ・シティだが、マンチェスター・ユナイテッドの粗さが目立つ展開に。出足の鋭い守備に手を焼き、中盤から前線にボールをつなげない。3バックも攻撃を組み立てられない。後半から4バックにして、ボールの流れがスムースになったが、以前のような試合巧者ぶりは感じられず、昨年の試合を改めて見ているような印象。
2014/15 Barclays Premier League
Arsenal 2-1 Crystal Palace
アーセナルが終始ボールを支配するが、「持たされている」ような展開。前線の動きも少なく、足元への各駅停車のパスばかり。CKからハンゲランが先制点を決めて、クリスタル・パレスは理想的な試合運び。最終的にアーセナルの勝利で終わるが、圧力と地力で勝ったような印象。
2014/15 UEFA Champions League
Standard Liège 0-1 Zenit
寄せが甘い守備の間隙を縫い、序盤から面白いように高速のパスを回し続けるゼニト、スタンダール・リエージュを翻弄し続ける。守備を崩している割には、シュート数が非常に少ない。ゼニトは攻めあぐね、スタンダール・リエージュは戦力差を考えると、健闘した試合。負けたが、守備の「粘り勝ち」。次に望みがつながる戦い。
2014/15 Barclays Premier League
West Ham 0-1 Tottenham
ロングボールをエリア内に放り込む、ウェストハムのシンプルな攻撃に手を焼くトッテナム。チャンスらしいチャンスも作れず、耐え凌いで後半に入るとトッテナムも徐々にボールが回り出してゴールに迫り始める。引き分けで終わると思われた終盤、見事な飛び出しからディエルが値千金の決勝ゴール。貴重な勝利だが、トッテナムは戦力の割に特徴が見えず、特に攻撃では決定打に掛ける。ウェストハムは相手の退場者とPKの失敗も含めて、勝てた試合だけに、ホームで悔やまれる敗戦。
2014/15 Barclays Premier League
Southampton 0-0 West Brom
終始拮抗した試合、両チームともに決定機は数えるほど。サウサンプトンがシュネデルランの展開力とタディッチの攻撃センスに引っ張られ、優勢に試合を進めるが、反対に言えば、それだけ。ウェスト・ブロムウィッチも同様だが、攻撃陣が非常に物足りない。
2014/15 Barclays Premier League
Everton 2-2 Arsenal
エヴァートンはアーセナルを相手に素晴らしい戦いを披露。守備は前線、中盤、最終ラインと、相手の攻撃と自分たちの陣形を見てアプローチを使い分ける。その使い分け方が絶妙で、質も素晴らしい。ドルトムントのサッカーを見ているように、一気に複数の選手が飛び込むショートカウンターを中心とした攻撃は迫力十分。チームとして目指すスタイルが明確。反対にアーセナルはチームとして成熟しておらず、個人任せのような印象。終盤で帳尻を合わせるところはさすがだが、まだ本調子ではない。
2014/15 Barclays Premier League
Sunderland 1-1 Man. United
サンダーランドは攻守に運動量が豊富、積極的な姿勢は目を引いた。しかし、それ以上にマンチェスター・ユナイテッドからは過去に感じられた「勝者の威厳」のようなものが微塵も感じられない。明らかに選手たちがシステムに慣れておらず、距離感を掴めていない。運動量も少なく、型にはまった動きしか見られない。以前の試合巧者ぶりはどこに消えたか。モイーズがもたらした損失も大きく影響しているが、それ以上にこのチームがあまりにもファーガソンのサッカーにしか対応できず、他の価値観を受け入れることに苦しんでいるような印象。マンチェスター・ユナイテッドの再建は予想以上に困難な道かもしれない。
2014/15 Barclays Premier League
Man. City 3-1 Liverpool
拮抗した戦い、両チームの攻守における集中力の高さが伝わる。ほとんど隙を与えない中、リヴァプールの守備を崩せる、マンチェスター・シティ攻撃陣の厚みが凄まじい。ヨヴェティッチは崩しからフィニッシュまで、獅子奮迅の活躍。派手さはないが、マンチェスター・シティは安定感と巧さが際立つ。
2014/15 Bundesliga
Wolfsburg 2-2 Frankfurt
前半は両チームともにFKから得点を挙げたように、守備の堅さもさることながら、攻撃における崩しのアイデアがなかなか見られない。後半も同じように、選手交代から活路を開いてゴールが決まる。フランクフルトはアウェーで貴重な勝ち点。
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