June
International Friendly Match
Japan 4-3 Zambia
前半は攻撃のリズムが単調な日本。気の抜けたような失点は相変わらず。ワールドカップに向けて、不安を残す。最終的にザンビアから4点を奪い、攻撃陣の成長は目覚ましいが、守備の不安から、安定感は著しく欠ける。
2013/14 UEFA Europa League
Sevilla 0-0 Benfica, 4-2 PSO
前半は中盤での攻防が激しい展開、シュートの場面が少ない。後半はオープンな展開に。両チームともに決定機を作るが、フィニッシュの精度に欠ける。決勝の「硬さ」が攻守に現れたような試合。
2014 FIFA World Cup Brazil
Spain 1-5 Netherlands
スペインの中盤を徹底的につぶしにきたオランダ、特に攻撃の起点となるハーフウェイライン付近での寄せは強く、厳しい。それでも、前半はスペインが優勢に試合を進めて、先制もするが、終了間際のファン・ペルシのゴールがインパクトを残した。後半も手数を掛けない、直線的なカウンターがスペインを一蹴。スペインは厳しい判定やミスも重なり、攻守に勢いを失った。守備ブロックとプレスを両立させ、相手の高いディフェンスラインの裏を突いたオランダの戦術は見事。スペインは攻撃の迫力も欠け、守備にも影響。ティキ・タカの衰退を象徴するような試合。
2014 FIFA World Cup Brazil
Brazil 3-1 Croatia
攻守に両チームの集中力の高さが垣間見える、堅実な試合。オスカルとネイマールが躍動、クロアチアに脅威を与え続けた。クロアチアも攻守に粒ぞろい、ブラジルにも決して負けていない。モドリッチとラキティッチが揃う中盤ではボールをしっかりと前に運べ、チョルルカとロヴレンのCBコンビも安定感抜群。
2014 FIFA World Cup Brazil
Colombia 3-0 Greece
序盤に見事なコンビネーションから先制点を奪い、その後は終始余裕を持った試合運び。ある程度、守備に重きを置きながら、試合をコントロール。ギリシャはチャンスも作るが、全体的に迫力に欠ける。ゲームプランを崩され、先制点を奪われた後は盛り返せず。
2014 FIFA World Cup Brazil
Côte d'Ivoire 2-1 Japan
本田の素晴らしい個人技から日本が先制するが、その後は防戦一方。守備に気持ちが傾いたか、疲労のせいか、前線とディフェンスラインをコンパクトに保てず、間延びした中盤をコートジボワールに突かれ続ける。球際でもほとんど勝てず、攻撃時の初歩的なミスパスも重なり、コンビネーションも全く出せない。日本の生命線は攻守の運動量にあるが、そのどちらも見せられなかったことは痛恨。日本は課題である、試合運びの拙さを改めて露呈。
2014 FIFA World Cup Brazil
Spain 0-2 Chile
スペインの弱体化が序盤からはっきりと見て取れる。攻守に圧倒的な力を見せつけてきたパス回しはつながらない場面も多く、反対にチリに翻弄されるような時間帯も。6年前のEUROから主軸がほとんど変わらず、長く続いた時代の終焉を感じさせる。チリは攻守に安定感抜群。攻守の切り替えが非常に速く、堅守からのショートカウンターでスペインの守備陣を切り裂いた。
2014 FIFA World Cup Brazil
Russia 1-1 Korea Republic
両チームともに重心が後ろに掛かっているような試合、攻撃に人数を割かないチーム同士の対戦。孫興民の仕掛けがロシアにとって脅威、得点の可能性を最も感じさせる。アキンフェエフの拙いミスから韓国が先制するが、ロシアも圧力を掛けて同点に戻す。
2014 FIFA World Cup Brazil
Japan 0-0 Greece
日本の細かいパス回しに付いていけず、自陣に張り付かされるギリシャ。完全に崩すまでには至らないが、シュートの機会も多く、日本のペースで試合が進む。カツラニスも退場に追い込み、理想的な展開に思われたが、プライオリティーが明確になったギリシャの堅守がさらに際立つことに。日本は守備を固めたギリシャのペナルティエリアを攻略できず、余裕のなさも拍車を掛ける。日本は手痛い引き分け。
2014 FIFA World Cup Brazil
Switzerland 2-5 France
序盤は両チームによる激しい中盤の戦い。CKからジルーのゴールで先制すると、その後はフランスのショートカウンターが爆発。それを支えるキャバイェ、シッソコ、マテュイディの守備力と豊富な運動量が非常に効いている。選手の個性に偏りがなく、規律も感じられ、バランスに優れた好チームにフランスは仕上がっている。
2014 FIFA World Cup Brazil
Argentina 1-0 Iran
引いて守るイランに対して、終始攻めあぐねるアルゼンチン。球際に強く、鋭いカウンターから再三、ゴールを脅かすイラン。戦い方が明確で、各選手の「意志」や「熱」も感じられ、非常に好印象。アルゼンチンはチャンスを作るが、ゴールを奪えず、引き分けに終わると思ったロスタイムにメッシのカットインから鮮やかなゴールが決まる。正に「電光石火」であり、そのたたずまいは「千両役者」そのもの。好調ぶりがうかがえる。
2014 FIFA World Cup Brazil
Germany 2-2 Ghana
前半は全体的にスローな展開。ガーナの守備ブロックをなかなか攻略できないドイツ。ガーナは時折見せるしなやかな動きが印象的。試合が進むにつれてシュートの機会も増えてくる。後半は激動の展開。逆転したガーナの攻撃も凄まじいが、追い付いたドイツの執念も圧巻。圧倒的な俊敏性や独特のリズムを併せ持つガーナと、技術の高さと高いフィジカルが組み合わさったドイツ、スタイルの違うチーム同士がぶつかり合った戦いはハイレベルで魅力的。
2014 FIFA World Cup Brazil
England 1-2 Italy
イングランドは前線のスタリッジ、スターリング、ルーニーの動きが得点の匂いを感じさせるが、悪く言えばそれだけ。個人技頼みのイングランドの攻撃に手を焼くが、しっかりと対処するイタリア。リードを奪ってからは盤石の試合運び。
2014 FIFA World Cup Brazil
Germany 4-0 Portugal
点差も試合内容も、前半で勝負が決したよう展開。隙のないドイツを崩せないポルトガル。フィジカルと技術を併せ持ったドイツ、ポゼッションもできてショートカウンターも鋭く、チームとしての強さが存分に表現された試合。ポルトガルはペペの退場が残念。ファビオ・コエントランも負傷交代し、終始どこかかみ合ない印象。
2014 FIFA World Cup Brazil
Japan 1-4 Colombia
日本は青山が後方からの縦パスをどんどんと入れ、相手ゴールに迫った形でのシュートチャンスが格段に向上。結果は惨敗だが、ワールドカップでの試合内容としては最も充実していたように思う。自分たちの強みを過大評価し、弱点に目を向けなかった。失点するリスク、すなわち負けるリスクに対策を講じなかった罪は大きい。「自分たちのサッカー」とはオープンに、互角に戦ったことに自己満足するサッカーなのか?真っ向から打ち合うには時期尚早。長い目で見れば、日本の現在の立ち位置を知る上で必要なステップ。今後は自分たちの弱みも受け入れて、徹底的に勝負にこだわってもらいたい。
2014 FIFA World Cup Brazil
Brazil 1-1 Chile, 3-2 PSO
ブラジルはCKから先制し、順調に試合を進めるかに思われたが、自陣でのスローインからボールを奪われ、電光石火の速攻でアレクシス・サンチェスに同点ゴールを奪われる。その後は一進一退の展開が続くが、ブラジルの攻撃に「手詰まり」な印象を受ける。反対にチリは堅守速攻のスタイルで好機も作り、チリの流れ。PK戦に入り、敗戦を意識せざるを得ない状況はブラジルにとって不利な状況かと思われたが、土壇場で執念の勝利。重く、大きな勝利。
2014 FIFA World Cup Brazil
Colombia 2-0 Uruguay
コロンビアがポゼッションし、ウルグアイは引いて守る展開。コロンビアはクアドラードとロドリゲスを中心に多くのチャンスを作り続ける。攻守の切り替えも速く、ウルグアイは苦しい戦い。ロドリゲスの先制点は才能の片鱗を示した、素晴らしいゴール。コロンビアの完勝と言っても過言ではない試合内容。
International Friendly Match
Japan 4-3 Zambia
前半は攻撃のリズムが単調な日本。気の抜けたような失点は相変わらず。ワールドカップに向けて、不安を残す。最終的にザンビアから4点を奪い、攻撃陣の成長は目覚ましいが、守備の不安から、安定感は著しく欠ける。
2013/14 UEFA Europa League
Sevilla 0-0 Benfica, 4-2 PSO
前半は中盤での攻防が激しい展開、シュートの場面が少ない。後半はオープンな展開に。両チームともに決定機を作るが、フィニッシュの精度に欠ける。決勝の「硬さ」が攻守に現れたような試合。
2014 FIFA World Cup Brazil
Spain 1-5 Netherlands
スペインの中盤を徹底的につぶしにきたオランダ、特に攻撃の起点となるハーフウェイライン付近での寄せは強く、厳しい。それでも、前半はスペインが優勢に試合を進めて、先制もするが、終了間際のファン・ペルシのゴールがインパクトを残した。後半も手数を掛けない、直線的なカウンターがスペインを一蹴。スペインは厳しい判定やミスも重なり、攻守に勢いを失った。守備ブロックとプレスを両立させ、相手の高いディフェンスラインの裏を突いたオランダの戦術は見事。スペインは攻撃の迫力も欠け、守備にも影響。ティキ・タカの衰退を象徴するような試合。
2014 FIFA World Cup Brazil
Brazil 3-1 Croatia
攻守に両チームの集中力の高さが垣間見える、堅実な試合。オスカルとネイマールが躍動、クロアチアに脅威を与え続けた。クロアチアも攻守に粒ぞろい、ブラジルにも決して負けていない。モドリッチとラキティッチが揃う中盤ではボールをしっかりと前に運べ、チョルルカとロヴレンのCBコンビも安定感抜群。
2014 FIFA World Cup Brazil
Colombia 3-0 Greece
序盤に見事なコンビネーションから先制点を奪い、その後は終始余裕を持った試合運び。ある程度、守備に重きを置きながら、試合をコントロール。ギリシャはチャンスも作るが、全体的に迫力に欠ける。ゲームプランを崩され、先制点を奪われた後は盛り返せず。
2014 FIFA World Cup Brazil
Côte d'Ivoire 2-1 Japan
本田の素晴らしい個人技から日本が先制するが、その後は防戦一方。守備に気持ちが傾いたか、疲労のせいか、前線とディフェンスラインをコンパクトに保てず、間延びした中盤をコートジボワールに突かれ続ける。球際でもほとんど勝てず、攻撃時の初歩的なミスパスも重なり、コンビネーションも全く出せない。日本の生命線は攻守の運動量にあるが、そのどちらも見せられなかったことは痛恨。日本は課題である、試合運びの拙さを改めて露呈。
2014 FIFA World Cup Brazil
Spain 0-2 Chile
スペインの弱体化が序盤からはっきりと見て取れる。攻守に圧倒的な力を見せつけてきたパス回しはつながらない場面も多く、反対にチリに翻弄されるような時間帯も。6年前のEUROから主軸がほとんど変わらず、長く続いた時代の終焉を感じさせる。チリは攻守に安定感抜群。攻守の切り替えが非常に速く、堅守からのショートカウンターでスペインの守備陣を切り裂いた。
2014 FIFA World Cup Brazil
Russia 1-1 Korea Republic
両チームともに重心が後ろに掛かっているような試合、攻撃に人数を割かないチーム同士の対戦。孫興民の仕掛けがロシアにとって脅威、得点の可能性を最も感じさせる。アキンフェエフの拙いミスから韓国が先制するが、ロシアも圧力を掛けて同点に戻す。
2014 FIFA World Cup Brazil
Japan 0-0 Greece
日本の細かいパス回しに付いていけず、自陣に張り付かされるギリシャ。完全に崩すまでには至らないが、シュートの機会も多く、日本のペースで試合が進む。カツラニスも退場に追い込み、理想的な展開に思われたが、プライオリティーが明確になったギリシャの堅守がさらに際立つことに。日本は守備を固めたギリシャのペナルティエリアを攻略できず、余裕のなさも拍車を掛ける。日本は手痛い引き分け。
2014 FIFA World Cup Brazil
Switzerland 2-5 France
序盤は両チームによる激しい中盤の戦い。CKからジルーのゴールで先制すると、その後はフランスのショートカウンターが爆発。それを支えるキャバイェ、シッソコ、マテュイディの守備力と豊富な運動量が非常に効いている。選手の個性に偏りがなく、規律も感じられ、バランスに優れた好チームにフランスは仕上がっている。
2014 FIFA World Cup Brazil
Argentina 1-0 Iran
引いて守るイランに対して、終始攻めあぐねるアルゼンチン。球際に強く、鋭いカウンターから再三、ゴールを脅かすイラン。戦い方が明確で、各選手の「意志」や「熱」も感じられ、非常に好印象。アルゼンチンはチャンスを作るが、ゴールを奪えず、引き分けに終わると思ったロスタイムにメッシのカットインから鮮やかなゴールが決まる。正に「電光石火」であり、そのたたずまいは「千両役者」そのもの。好調ぶりがうかがえる。
2014 FIFA World Cup Brazil
Germany 2-2 Ghana
前半は全体的にスローな展開。ガーナの守備ブロックをなかなか攻略できないドイツ。ガーナは時折見せるしなやかな動きが印象的。試合が進むにつれてシュートの機会も増えてくる。後半は激動の展開。逆転したガーナの攻撃も凄まじいが、追い付いたドイツの執念も圧巻。圧倒的な俊敏性や独特のリズムを併せ持つガーナと、技術の高さと高いフィジカルが組み合わさったドイツ、スタイルの違うチーム同士がぶつかり合った戦いはハイレベルで魅力的。
2014 FIFA World Cup Brazil
England 1-2 Italy
イングランドは前線のスタリッジ、スターリング、ルーニーの動きが得点の匂いを感じさせるが、悪く言えばそれだけ。個人技頼みのイングランドの攻撃に手を焼くが、しっかりと対処するイタリア。リードを奪ってからは盤石の試合運び。
2014 FIFA World Cup Brazil
Germany 4-0 Portugal
点差も試合内容も、前半で勝負が決したよう展開。隙のないドイツを崩せないポルトガル。フィジカルと技術を併せ持ったドイツ、ポゼッションもできてショートカウンターも鋭く、チームとしての強さが存分に表現された試合。ポルトガルはペペの退場が残念。ファビオ・コエントランも負傷交代し、終始どこかかみ合ない印象。
2014 FIFA World Cup Brazil
Japan 1-4 Colombia
日本は青山が後方からの縦パスをどんどんと入れ、相手ゴールに迫った形でのシュートチャンスが格段に向上。結果は惨敗だが、ワールドカップでの試合内容としては最も充実していたように思う。自分たちの強みを過大評価し、弱点に目を向けなかった。失点するリスク、すなわち負けるリスクに対策を講じなかった罪は大きい。「自分たちのサッカー」とはオープンに、互角に戦ったことに自己満足するサッカーなのか?真っ向から打ち合うには時期尚早。長い目で見れば、日本の現在の立ち位置を知る上で必要なステップ。今後は自分たちの弱みも受け入れて、徹底的に勝負にこだわってもらいたい。
2014 FIFA World Cup Brazil
Brazil 1-1 Chile, 3-2 PSO
ブラジルはCKから先制し、順調に試合を進めるかに思われたが、自陣でのスローインからボールを奪われ、電光石火の速攻でアレクシス・サンチェスに同点ゴールを奪われる。その後は一進一退の展開が続くが、ブラジルの攻撃に「手詰まり」な印象を受ける。反対にチリは堅守速攻のスタイルで好機も作り、チリの流れ。PK戦に入り、敗戦を意識せざるを得ない状況はブラジルにとって不利な状況かと思われたが、土壇場で執念の勝利。重く、大きな勝利。
2014 FIFA World Cup Brazil
Colombia 2-0 Uruguay
コロンビアがポゼッションし、ウルグアイは引いて守る展開。コロンビアはクアドラードとロドリゲスを中心に多くのチャンスを作り続ける。攻守の切り替えも速く、ウルグアイは苦しい戦い。ロドリゲスの先制点は才能の片鱗を示した、素晴らしいゴール。コロンビアの完勝と言っても過言ではない試合内容。
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