『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は奇妙なシチュエーションから予想もできないような展開が次々と起こり、観客をどんどんと引き込む魅力を持った作品です。石神武人とオ・ジヌを演じた西島秀俊は複雑な役柄をスタイリッシュに演じています。ただ、「予想もできないこと」が本当に「予想もできないこと」によって起こり、それがストーリーに根幹に形成していることには落胆も感じ、残念な気持ちもあります。日本と韓国を舞台に設定した「理由」も納得感が持てません。スタートが面白いだけに、終盤に失速した際の悪い印象が強く残ります。
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