Football Match Reviews for April

April
2013/14 UEFA Champions League
Man. United 1-1 Bayern
バイエルンのパスワークに押し込まれるマンチェスター・ユナイテッド。ゴールを何度も脅かされるが、マンチェスター・ユナイテッドも集中した守りで跳ね返し続ける。現状の実力差を考えると、マンチェスター・ユナイテッドは次戦に望みをつなぐ、貴重な引き分け。

2013/14 UEFA Champions League
Bayern 3-1 Man. United
バイエルンの攻撃以上にマンチェスター・ユナイテッドの粘り強い守備が印象に残る。ウェルベックを狙ったロングボールからのカウンターも明確。エヴラの素晴らしい先制点までは完璧に近い試合運びを見せたが、バイエルンのフォーメーションの変更に対応し切れず、失点を重ねて敗戦。バイエルンの選手層と戦術の「厚み」、マンチェスター・ユナイテッドの「限界」が見えた。

2013/14 Bundesliga
Mainz 3-0 Bremen
運動量や球際の強さ等、ハードワークで圧倒するマインツ。ブレーメンは防戦一方、マインツの縦に速い攻撃を止められない。岡崎の効果的なポストプレーも光る。ブレーメンのディフェンスラインと中盤が間延びしたことも大きいが、マーリがシュートにパスと縦横無尽に動いてマインツの攻撃を牽引。

2013/14 Barclays Premier League
Liverpool 2-0 Man. City
序盤からリヴァプールの上質なサッカーが光り、テンションも高い。スアレス、スタリッジ、スターリングの前線の破壊力がとにかく際立つ。スピード、動き出し、強さ等、カウンターでもポゼッションで攻めても迫力十分。ボールを奪われた後の素早いプレスからも、チームとしての完成度の高さが見られる。反対にマンチェスター・シティの前半はヤヤ・トゥーレの負傷交代も響き、チャンスをほとんど作れず。前線のスピード不足も否めない。ミルナーが入った後半は前への推進力も増し、流れが一変。バイタルエリアでのシルバの動きも活発になり、マンチェスター・シティに流れを引き寄せる。前半と後半で様相が全く異なる試合だが、リヴァプールがこの試合に向けた意気込みが感じられるような劇的な展開。語るべきことが多い、プレミアリーグの天王山はスピード、フィジカル、技術が卓越した試合。

2013/14 UEFA Champions League
Real Madrid 1-0 Bayern
レアル・マドリードのカウンターとバイエルンのポゼッションがハイレベルにぶつかり合う。バイエルンがボールを持って相手陣内に攻め込むが、レアル・マドリードの要所を抑えた堅守が光る。電光石火のカウンターから生まれた先制点がとにかく素晴らしく、その切れ味に脱帽。

2013/14 Bundesliga
Mainz 2-0 Nürnberg
チーム全体の豊富な運動量を中心に、攻守の切り替えの速さや球際の強さも含めて、全ての局面でマインツがニュルンベルクを圧倒。ニュルンベルクはサイドにボールを散らして、特に狙いのないクロスを上げるのがやっと。守備も常に数的優位を作られ、劣勢を強いられる。チームの完成度の違いが浮き彫りに。

2013/14 Barclays Premier League
Man. United 4-0 Norwich
マンチェスター・ユナイテッドが試合をコントロール。ノリッジ・シティとの技術の差は明らか。運動量も増え、各選手がのびのびとプレーしていたように映った。ノリッジ・シティの意図が見えない試合運びは残念。

2013/14 Barclays Premier League
Liverpool 0-2 Chelsea
チェルシーの分厚い守備陣形に跳ね返され続けるリヴァプール。モウリーニョにこういう戦いをさせたら、右に出る者いないと言えるほど、勝利を追求した上質なサッカー。チームとしての近年の経験の差が出たか。チェルシーはウィリアンやケーヒル等、主力選手に休ませつつ、チャンピオンズリーグに向けた試合勘もキープし、理想的な流れ。反対にリヴァプールはプレミアリーグの戦いにさらなるプレッシャーを与えられた。

コメント