Football Match Reviews for January

January
The 93rd Emperor's Cup
Yokohama F-Marinos 2-0 Sanfrecce Hiroshima
横浜は序盤から盤石の戦いぶり。中村を中心としたパスワークが冴え、細かいつなぎでサンフレッチェの守備を切り崩す。セットプレーからも追加点を奪い、優位に試合を進める。数人で連動したプレスも素早く、サンフレッチェに隙を与えない。好機も作られたが、完璧に近い内容。攻守に抜群の安定感。

2013/14 Barclays Premier League
Man. United 2-0 Swansea
前半のマンチェスター・ユナイテッドは選手間の距離が遠く、ほとんど中盤でボールが経由せず、前線にボールが収まらない。希望が持てない内容。後半は見違えるような出来。香川がトップ下に入り、攻撃をスムーズに組み立てた。スウォンジ・シティのプレッシャーも少なかったが、確実にチームの勝利に貢献。フレッチャーの復帰もチームの質の向上につながった。

2013/14 Lega Serie A
Sassuolo 4-3 Milan
サッスオーロの守備のミスから2点を先行するミラン。しかし、ミランの守備陣も脆弱。4点を挙げたベラルディの落ち着きも見事だが、速さと俊敏性に欠けたミランのディフェンスラインにも大きな課題がある。攻撃陣もスペースを消されると、バロテッリ頼みの感が否めない。モントリーヴォと本田が入って攻勢に出るが、サッスオーロも必死の守り。

2013/14 TIM Cup
Milan 3-1 Spezia
ミランは実力差通りに試合をコントロール。スペツィアは健闘するが、特に前線に迫力が欠ける。ロビーニョと本田が前線でボールに絡み、攻撃の形を作る。特に本田が作り出すタメが攻守に効果的。ロビーニョと本田の交代後は見違えるような内容。ミランは攻め込まれ、失点。集中力も途切れたが、前線にボールを持てる選手がいない陣容では自然な流れ。

2013/14 Barclays Premier League
Chelsea 3-1 Man. United
チェルシーは余裕のある試合運び。隙のない陣容と堅実なサッカーは相変わらず。シュートに向かう姿勢、ボール運び、パス捌き等、アザールが着実に進化していることも伺える。反対にマンチェスター・ユナイテッドは絶望的な試合内容。直線的過ぎるワンパターンな攻撃はチェルシーの堅守を前にほとんど機能せず。とにかく単調で目指すスタイルが見えない。選手起用や交代のタイミング等、モウリーニョとモイーズの差を感じた。

2013/14 Bundesliga
Stuttgart 1-2 Mainz
両チームともに慎重な試合運びに終始。時間帯によって変化するが、シュトゥットガルトはマインツのショートカウンターを警戒し、後ろに重心を置いたような戦い方。マインツは苦戦するが、岡崎の飛び出しを狙ったロングボールに活路を見出し、同点に持ち込む。後半はシュトゥットガルトがライトナーを経由してリズムを作るが、好機は作れず。終盤に失点し、曖昧なゲームプランの代償を払う結果に。

2013/14 Bundesliga
Frankfurt 1-0 Hertha
ヘルタ・ベルリンのミスからマイアーが得点した場面以外は印象に残らない試合。ピッチコンディションのせいか、各選手の疲労のせいか、ボールロストが非常に多く、両チームともに動きも少ない、全体的に停滞感を感じる内容。

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