『Argo』が描いた世界観に魅了されました。「イランアメリカ大使館人質事件」を題材とし、イスラム過激派グループに占拠されたアメリカ大使館を脱出した6人のアメリカ人外交官をテヘランから救出する過程はとてもリアルです。作品の中で描かれる異国情緒や文化の対比、敵に包囲されたような状態で脱出を試みる緊迫感、戦闘シーン等はありませんが、そこには常に静かな葛藤や緊張があり、引き込まれます。片時も目が離せません。リアリティーを追求した姿勢も素晴らしく、ベン・アフレックはじめ、出演者の好演が光ります。傑作です。
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