『グレード・ギャツビー』

村上春樹が翻訳した、スコット・フィッツジェラルドの『グレード・ギャツビー』は単純な作品の面白さ以上に、1920年代初頭のアメリカの空気感や風景が鮮やかに浮かび上がる描写が印象に残りました。村上春樹の淡々とした文章が作品の雰囲気に合うのは間違いありませんが、原文の秀逸さも細部から伝わります。様々な人々から絶賛される、『グレード・ギャツビー』の良さを存分に理解できたとは思いませんが、原文を読みたくなりました。

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