浅羽通明の『右翼と左翼』は相反する2つの政治思想を起源から現在に至る変遷まで、分かりやすく説明しています。最終的に著者が作中で述べているように、2つの思想は互いに対する「リアクション」と「カウンターパンチ」として生まれてきました。経済が発展して世界が豊かになり、立場を守る人々の姿勢も消極的になりました。当たり前のようでもありますが、社会のシステムが成立する過程を異なる尺度から見ることができ、興味深かったです。説明が長く、複雑に感じる箇所もありますが、シンプルにまとまっています。
浅羽通明の『右翼と左翼』は相反する2つの政治思想を起源から現在に至る変遷まで、分かりやすく説明しています。最終的に著者が作中で述べているように、2つの思想は互いに対する「リアクション」と「カウンターパンチ」として生まれてきました。経済が発展して世界が豊かになり、立場を守る人々の姿勢も消極的になりました。当たり前のようでもありますが、社会のシステムが成立する過程を異なる尺度から見ることができ、興味深かったです。説明が長く、複雑に感じる箇所もありますが、シンプルにまとまっています。
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