『Gangs of New York』


『Gangs of New York』は焦点が当てられることの少ない、アメリカの歴史の暗い部分を描写した映画です。カトリックとプロテスタントの対立を軸とし、最初から最後まで壮絶な展開が繰り広げられます。愛国心、家族愛、宗教等、現在のアメリカの成り立ちを垣間見るようで、奥深いです。ビル・"ザ・ブッチャー"・カッティングを演じたダニエル・デイ=ルイスの演技力が凄まじいです。汗、血、土埃等、細かいディテールの作り込みが作品の力強さを生んでいると感じました。

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