Football Match Reviews for October

October
2011/12 Bundesliga
Dortmund 4-0 Augsburg
両チームの力の差が大きい。ドルトムントは選手を入れ替え、新しい形を模索。ゲッツェ、レヴァンドフスキが活躍し、バリオスも戻って光明が見えるが、同等かそれ以上の相手との試合でどう機能するか見てみたい。

2011/12 Lega Serie A
Internazionale 0-3 Napoli
序盤からマイコンの存在感が図抜けている。前半はインテルが迫力のある攻撃を展開し、ナポリを圧倒。ナポリも守備で要所を抑える見応えのある試合。しかし、微妙な判定がゲームを崩してしまい、残念。

KIRIN CHALLENGE CUP 2011
Japan 1-0 Vietnam
親善試合特有の緩んだ展開。ベトナム相手のモチベーション低下もあり、日本は緩慢な動き。香川の不調、槙野の弱気が気になった。日本は遠藤、香川、長谷部、本田が抜けると弱くなることが明確に分かった。3-4-3も特長が見えない。

2011/12 UEFA Champions League
Barcelona 2-2 Milan
少ないチャンスを生かしてミランが引き分けに持ち込む。バルセロナが支配した試合。改めて、バルセロナのパス回しは見事。セスクが入って厚みが増した。

2011/12 Bundesliga
Stuttgart 2-0 Hoffenheim
局面が激しい。ホッフェンハイムは激しいプレスが特徴的。シュトゥットガルトは攻守に安定感があり、試合を優位に進めた。岡崎が見せる攻守のハードワークも素晴らしい。

2014 FIFA World Cup Brazil Qualifiers
Japan 8-0 Tajikistan
日本の圧勝。タジキスタンは前線にボールを収めることができず、攻める気が全く感じられない。日本は縦パスとサイドへの散らしの攻撃がスムース。遠藤の存在が相変わらず大きい。

2011/12 Lega Serie A
Catania 2-1 Internazionale
インテルがカンビアッソのゴールで先制するが、試合は完全にカターニアのペース。アルミロン、イスコ、ゴメス等、個性の強い各選手が躍動。反対にインテルは停滞。レベルの高い選手が揃うが、まとまりに欠ける。

2011/12 UEFA Champions League
Lille 0-1 Internazionale
右サイドから攻撃を組み立てるリール。リールが攻勢の中、見事なカウンターからインテルが先制。その後も防戦一方だが、粘り強い守備で攻撃を跳ね返し続ける。ジュリオ・セザルが再三の好セーブを見せる。インテルは「イタリアらしい」勝ち方。アザールはちょっとしたプレーでもセンスが感じられる。

2011/12 UEFA Champions League
Olympiacos 3-1 Dortmund
ドルトムントが優勢の中、オリンピアコスが先制。一時は同点にするが、隙を突かれて失点を重ねる。ドルトムントはこういった展開が非常に多い。攻撃に意識が傾き、守備に甘さが目立つ。先制されると弱い。

2011/12 Bundesliga
Dortmund 4-0 Köln
攻守の切り替えの速さ、積極的な縦への意識等、ドルトムントの特長が前面に出た試合。ケルンは攻撃の糸口が見えない。香川も効果的にボールに絡み、復調傾向。

2011/12 Lega Serie A
Internazionale 1-0 Chievo
インテルが万全の試合運び。追加点を奪えないが、終始ペースを握って勝利を手繰り寄せる。

2011 J.LEAGUE Yamazaki Nabisco Cup
Urawa Red Diamonds 0-1 Kashima Antlers
明確に地力の差が出た試合。浦和は型にはまった時の攻撃は迫力があるが、試合をコントロールするまでには至らない。反対に鹿島は新井場、小笠原、柴崎、野沢が見せるボールキープと攻撃の組み立てが絶妙。新井場の運動量と技術も圧巻。柴崎は代表における遠藤の正当な「後継者」。浦和は山田直の退場が分岐点となった。

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