Football Match Reviews for June

KIRIN CUP SOCCER 2011
Japan 0-0 Peru
親善試合特有の締まらない展開。前半はシステムに固執したちぐはぐな展開。選手間の距離も微妙。後半はシステムも変わり、内容も向上。流れを変える本田の動きはさすが。ペルーのしっかりとした技術も目を見張る。

KIRIN CUP SOCCER 2011
Japan 0-0 Czech Republic
日本は前半からパスが回るが、最後の部分で若干のずれが多く見られる。新たなシステムに慣れていないせいか。ディフェンスラインから組み立てる技術も必要。本田の存在感が抜群。

London 2012 Olympic Qualifiers
Japan 3-1 Kuwait
点差以上に日本が終始圧倒。この世代のタレントには非常に好印象。酒井宏、比嘉の両サイドバック、清武等、宇佐美、香川、宮市以外にもタレントが豊富。特に酒井宏の安定感のある攻め上がり、精度の高いクロス、恵まれた体格等、将来が楽しみ。チームとしてまだ成熟していない分、今後の伸びしろが楽しみ。

London 2012 Olympic Qualifiers
Kuwait 2-1 Japan
過酷な環境下での消耗戦。日本が先制するが、クウェートは見違えるような動き。Y・ナセルにボールを当てるシンプルな攻撃。流れもクウェートに傾き、逆転。日本は敗れたが、しっかりと結果をつかんだことは評価に値する。

2011 Copa Libertadores
Santos 2-1 Peñarol
序盤から球際の激しさ目立つ。両チームともに細かいスペースを突いたパスで攻撃を展開。エラーノが中盤で君臨、精度の高いキックが印象的。ネイマールの鋭く、柔らかいボールタッチが見事。粗削りだが、「柔らかいクリスティアーノ・ロナウド」といった印象。将来が楽しみ。

FIFA Women's World Cup Germany 2011
Japan 2-1 New Zealand
日本は高い位置からのプレス、ニュージーランドはロングボールで活路を見出そうとする。暑さのせいか、ミスが多い展開。日本はサイドバックの裏を突かれることが多く、失点にもつながる。日本が優勢に進めるが、決め手に欠ける。後半に岩渕が入り、ニュージーランドをかく乱。宮間のゴールにもつながる。