Football Match Reviews for May

May
2010/11 Barclays Premier League
Tottenham 3-3 Arsenal
序盤からオープンな打ち合い。攻守の切り替えが速い上にファウルも少なく、見応え十分。アーセナルはセスクとナスリ、トッテナムはファン・デル・ファールトとモドリッチを中心に良質な試合を披露。レフェリーの笛もラフなゲームを作ることなく、スピーディーな試合を作った。締まった面白い試合。

2011 J.LEAGUE Division 1
Urawa Red Diamonds 0-2 Yokohama F-Marinos
浦和は終始横浜の堅い守備ブロックを攻めあぐねる。効率的にセットプレーとカウンターから点を奪われ、敗戦。小林の運動量が目立った。

2010/11 UEFA Champions League
Man. United 4-1 Schalke
マンチェスター・ユナイテッドのバランスの素晴らしさを改めて感じた試合。攻撃のスピードと横幅、パスの長短、カウンターとポゼッション等、運動量と高い技術に支えられた攻撃姿勢は本当に見事。守備もプレスとブロック形成のバランスが目を見張る。選手間の距離も抜群。シャルケはマンチェスター・ユナイテッドのミス以外にほとんど攻撃を展開できない。メンバーを落としてもほぼ同じレベルでゲームを展開できる点にマンチェスター・ユナイテッドの強さを感じる。

2010/11 Barclays Premier League
Arsenal 1-0 Man. United
アーセナルが細かく、速いパス回しで試合を若干、優位に進める。マンチェスター・ユナイテッドの守備ブロックは堅いが、アーセナルの細かく、速いパス回しが有効的に崩す。ラムジーの先制点は朴智星のマークが甘かった。審判が目立ってしまったが、激しさが随所に見られた好ゲーム。

2010/11 Lega Serie A
Cesena 1-2 Internazionale
インテルはボールを支配するが、チェゼーナの守備を崩せない。ボールを持たされている印象。チェゼーナに決定的なチャンスを作られ、先制点を許す。その中で逆転を呼び込む、パッツィーニのピンポイントで合わせる動き出しが光った。ラノッキアのミスが目立った試合。劣勢の中で逆転できるところにインテルの底力を感じる。

2010/11 Barclays Premier League
Man. United 2-1 Chelsea
朴智星の動きが素晴らしかった。プレーはシンプルだが、とても効果的。攻撃では圧倒的な運動量をベースに味方にスペースを作ったり、ドリブルで持ち込んだり、守備では前線からのプレス、パスカット等、攻守に抜群の存在感。堅い守備と複数のフリーランニングが絡んだ攻撃がマンチェスター・ユナイテッドの強み。

2010/11 Lega Serie A
Napoli 1-1 Internazionale
エトオの素晴らしいシュートでインテルが先制。振りの速さと強烈で伸びのある弾道が印象的。本戦からのチャンピオンズリーグ出場を目指すナポリはモチベーションが高い。同点に持ち込み、後半は一進一退の展開。終盤は互いに現状維持を目指し、終了。

2010/11 UEFA Europa League
Porto 1-0 Braga
序盤からブラガに要所を締められ、ポルトは思い通りの攻撃を展開できない。そんな中、ブラガのミスから高い位置でボールを奪い、ポルトがファルカオの見事なゴールで先制し、勝利を手繰り寄せる。本当に「一瞬の隙」。フッキの驚異的な能力の高さが随所に見られた。

2010/11 UEFA Champions League
Barcelona 3-1 Man. United
バルセロナの完勝。マンチェスター・ユナイテッドも中盤を省略したロングボールと高い位置からのプレスで活路を見出そうとするが、バルセロナのパス回しによって自陣に押し込められる。各選手の技術が本当に高いため、余計な走りを必要としない。バルセロナのサッカーは違うスポーツに見えるほど、異次元にレベルが高い。「攻撃は最大の防御」を地で行くサッカー。

2010/11 Lega Serie A
Internazionale 3-1 Catania
ピッチを大きく、広く使って攻撃を展開するインテル。守備に甘さは見られるが、各選手の技術が高く、カターニアを圧倒。オーバーラップのタイミング、クロスの精度、ドリブル、連携等、長友の成長がはっきりと感じられた試合。

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