Football Match Reviews for April

April
2010/11 UEFA Champions League
Internazionale 2-5 Schalke
スタンコビッチのスーパーゴールがかき消されるほど、シャルケのセンセーショナルな試合。選手全員が本当によく走る。3人目の動きと高い位置からのディフェンスがしっかりと攻守に効く。難しいことはしていないが、基本に忠実で改めてサッカーの面白さを感じた。インテルは改めて個人頼みのチームという印象を持った。

2010 FIFA World Cup South Africa
Uruguay 2-1 Korea Republic
フィジカルに優れた両チームによるタフな試合。ウルグアイはスアレスの活躍が目立ったが、選手全員が勝利を引き寄せるディテールを知り尽くしている。カバーニ、スアレス、フォルランの攻撃陣は強烈。

2008/09 UEFA Champions League
Barcelona 2-0 Man. United
「技術とハードワークの両立」、バルセロナのサッカーを見て改めて、そう感じる。イニエスタとシャビを中心にスペースを見つけてパスを回し、前線からの守備も素早い。マンチェスター・ユナイテッドのサッカーが「直線的」に感じられ、バルセロナと比べると「硬い」印象を受けてしまう。

2010/11 UEFA Champions League
Schalke 2-1 Internazionale
前半からインテルがボールをキープして圧倒するが、それ以上にシャルケの粘り強いディフェンスが印象的。第1戦で結果がほぼ決まっているため、シャルケは余裕の守り。守備に比重を置いた中でもフラドを中心に良質な攻撃を展開。様々な局面に顔を出してシンプルで技術の高いプレーを披露。

2010/11 Lega Serie A
Internazionale 2-0 Chievo
地力に勝るインテルがキエーボを圧倒するが、キエーボに度々シュートまで持ち込まれる。カンビアッソとマイコンのゴールで勝利するが、攻撃に明確な意図が感じられず、守備もスペースを空ける等、甘さが目立つ。

2010/11 Lega Serie A
Milan 3-0 Internazionale
ミランはカウンター、インテルはポゼッションで攻めるはっきりとした展開。開始早々のパトのゴールがインテルに重くのしかかる。ポゼッションで優位に立ち、ゴールに迫るがアッビアーティの再三の好セーブに苦しめられる。インテルの焦りがミランのカウンターをより際立たせる。空いたスペースを攻略され、最終的に3失点。インテルは痛い敗戦。

2010/11 Barclays Premier League
Man. United 2-0 Fulham
マンチェスター・ユナイテッドは万全の試合運び。シンプルなパス回し、選手全員がよく走り、結果としてスペースが生まれ、3人目の動きもスムースに連動する。選手間の距離も絶妙。とにかくバランスが素晴らしい。

2011 AFC Champions League
Kashima Antlers 1-1 Suwon Samsung Bluewings
水原の中盤からのプレスと強固な守備ブロックにアントラーズは前半から苦しむ。小笠原からのロングボールを中心に攻撃を組み立てようとする。お互いに点を奪った後、後半の半ばから中盤にスペースが生まれ、鹿島が相手陣内でパスを回してゴールに迫るが、崩せずに試合終了。

2010/11 UEFA Champions League
Schalke 0-2 Man. United
シャルケは相手のペナルティーエリアに踏み込めない。マンチェスター・ユナイテッドの攻守の切り替えが本当に速い。攻撃は有機的で、守備は本当に堅い。後半に2点を奪った後の試合の「締め方」も手堅い。ノイアーの好セーブは素晴らしかったが、点差以上に力の差を感じた試合。

2010/11 Lega Serie A
Internazionale 2-1 Lazio
インテルは勝ったが、相変わらず攻撃も守備もディテールが雑な印象。各選手の能力は高いが、攻撃は主にエトオとスナイデルのアイデアに任せてしまっている。守備も相手にフリーでシュートを打たれることが多く、失点の多さにつながっている。

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