Football Match Reviews for March

March
FUJI XEROX SUPER CUP 2011
Nagoya Grampus Eight 1-1 Kashima Antlers, 3-1 PSO
名古屋は小川や藤本の技術とケネディや闘莉王が持つ高さのバランスが秀逸。チームとして穴が見当たらない。鹿島も同様に総合力が高く、本田も中盤に加わり、層が厚い。野沢は色々な局面に顔を出し、鹿島の攻撃にアクセントを加えられる貴重な選手。楢崎の存在感が素晴らしく、PK戦では完全に間を制圧していた。

2010/11 Lega Serie A
Sampdoria 0-2 Internazionale
前半から膠着した試合展開が続くが、サンプドリアがやや優勢。マッカローネの動きにインテルが手を焼く。押されながらも、インテルはスナイデルのFKと試合終了間際のエトオのゴールで確実に要所を締める。能力の高い選手に支えられた強さが見られる一方、同等以上のクラブに確実に勝てる型が見えない。

2010/11 Lega Serie A
Internazionale 5-2 Genoa
インテルはディフェンスラインが不安定。ジェノアに再三、シュートまで持ち込まれ、先制点も奪われるが、それ以上に攻撃が分厚い。各選手の能力が本当に高く、ボールをゴール前まで簡単に運ぶ。特にスナイデルからのロングバスを左サイドに張ったエトオが受けてゴールに迫るカウンターが驚異的。

2010/11 UEFA Champions League
Bayern 2-3 Internazionale
オフサイドにも見えるエトオのゴールでインテルが先制するが、その後は防戦一方。リベリーとロッベンを中心にバイエルンの攻撃陣がインテルを圧倒して逆転。インテルは守備陣にスピードが不足しているが、追加点を寸前で止め続ける。防戦一方の中、スナイデルのゴールによってインテルが希望を取り戻し、パンデフの勝ち越しゴールが生まれる。バイエルンは何度も決定機を迎えながら決め切れなかったことが悔やまれる。

2010 FIFA World Cup South Africa
USA 1-2 Ghana
ガーナの各選手が見せるしなやかでダイナミックな動きがとても印象的。ボアテングに牽引され、アメリカを圧倒。アメリカもロングボールを主体にフィジカルの強さで徐々に押し込む。延長前半に見せたギャンのスピードとボディバランスは本当に驚異的。

2010/11 Lega Serie A
Brescia 1-1 Internazionale
細かく、正確なパス回しによって展開される中央突破にインテルを支える各選手のスキルの高さを改めて感じる。だが、守備は相変わらずに不安定。中盤でボールを失うことが多い。長友の浮き足立ったプレーが目立った。

Gambaro, Japan
Japan 2-1 J. League TEAM AS ONE
後半に入って試合が緩んだが、前半はなかなか締まった展開。日本は相手陣内でボールを奪ってからの素早い攻撃が目立った。長友に早くも風格が感じられた。

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