『ある広告人の告白』

デイヴィッド・オグルヴィの『ある広告人の告白』を読んで感じること、それは、相手の立場（本書ではクライアント）に立って物事を考え、相対する人にとって「嬉しい」、「感動した」、「気持ちいい」などの感情に直結する行動や発言を実践することの重要性です。原書が英語のため、言い回しや言葉の羅列に多少の読みにくさも感じますが、個人のモチベーションを上昇させる言葉で溢れています。人の心を動かすものは、ある種の「簡潔さ」を持ち合わせていることを強く感じさせてくれます。